人気ママモデルは、総勢6名の大家族を支える肝っ玉お母ちゃん!〜中林美和さん〜
人気ママモデルとして幅広いメディアから引っ張りだこの中林美和さん!先日、クックパッドの公式キッチンにも登場して、大いに話題になりました。ヒップホップアーティストのZeebraさんを旦那様に持ち、今はすでに独立した2人の息子さんと、小学校に通う2人の娘さんのお母さんでもあります。お料理上手ママとして知られる中林さんの、料理への思い、ご家族への思いをたっぷり伺いました!
家族が「おいしいね」ってほめてくれる、ただそれを言われたくて作っているんですよね
ママモデルとして雑誌で大活躍の中林美和さん。ボリューム満点の献立がブログや本で話題ですが、もともとお料理は得意だったのですか?
「それがまったくだったんです。結婚した当初は何も作れなくて、これはいけない!と思い、お料理教室に通いました。主人が、和食より洋食が好きな人なので、洋食のコースに2年半ほど。お料理の技術もそうですが、レパートリーが増えていくのを主人がとても喜んでくれたんです。 “作ったら喜んでもらえる”ということが嬉しくて、どんどんお料理が楽しくなっていきましたね」
旦那様と4人のお子さん、家族みんなが揃うと総勢6人!という大家族ですが、毎日のごはん作りで大変なのはどんなことですか?
「息子たちはもう2人とも今は独立して生活していますが、育ち盛りのころは、とにかく質よりも量!という感じで、ご飯を毎日10合炊くとか(笑)。毎朝と昼で4合、夜は6合とか。おかずは、お肉好きの息子たちにはお肉のおかずで、主人は肉類を食べないのでお魚のおかず。娘が生まれてからは離乳食も作っていたので、全員が違うメニューという日もしょっちゅうでした。離乳食は冷凍しておいたりできましたけど、日々のおかずに関しては作り置きをしないので、ほぼ一日中キッチンに立ってひたすら作っていました」
それだけの量を毎日作るということは、お買い物もの量もすごかったのでは!?
「お米をもう、しょっちゅう買ってた気がする(笑)。今のようにネットスーパーもなかったので、娘を抱っこしてお米とオムツにティッシュ抱えて——なので、けっこう肝っ玉母ちゃんなんですよ。そんな時期があったので、おかげさまで作るのはもうめちゃくちゃ早いです。コンロも、グリルも、オーブンも、全部使って一斉にバーッと!」
料理している時間は、ポジティブな時間。だから、楽しくなくちゃ!ですね
毎日の献立はどのようにして決めていますか? 作り置きなど工夫されていることがあれば教えてください。
「作り置きできればいいなって思うんですけど、これがなかなか上手くいかないんです。食べたいものも気分で変わっちゃいますからね!晩ごはんで残ったおかずもだいたい娘たちのお弁当にまわしちゃうので、残り物も出なくて。なので、お買い物は毎日します。スーパーへ行って、メインのおかずを決めてから、冷蔵庫の野菜を思い出しつつ足りないものを買い足していくというような感じですね。 クックパッドでよくやるのは、冷蔵庫に残っている野菜での検索。お買い物をしながら、レシピを探すこともよくあります。お気に入りを見つけて自分流にアレンジしているとレパートリーも増えますしね」
旦那様もごはんはおうちで食べることが多いですか?
「家で食べるほうが落ち着くみたいです。帰りが遅くて全員が揃わないときは、下ごしらえだけしておいて、帰ってきてから作りたてを食べてもらってます。レンジで温め直すのもいいんですけどね、やっぱり作りたてのほうがおいしいって、私自身がそう思うので。
皆さんからよく「大変じゃないですか?」って聞かれるんですけど、私はぜんぜん苦にならないんです。ちゃんと作ると皆が喜んでくれたり、おいしいってほめてくれるから。本当に毎日、ただそれを言われたくて作っているだけなんです」
モデルさんとして、美容と健康のために食生活で気をつけていることはありますか?
「ストレスをためることがどうしてもいやなので、お肉でも何でも好きなものを好きなだけ食べてます。食べ過ぎたかな?と思った翌日は野菜中心にもしますが、それもおなかいっぱいに食べたいんです。なので、ガマンしない代わりに、食べた分は運動することにしています。ランチした後は歩いて帰ったり、テレビを見ながらバランスボールにのったり、ヨガをやったり、煮物しながらスクワットしたり(笑)。生活の中の“ついでに”みたいなことばかりですけどね」
ごはんを本当に毎日楽しく作っているんですね!中林さんのように、ごはん作りを楽めるようになるにはどうすればいいでしょうか?
「喜んで食べてくれる人がいるって、大事なことかもしれません。自分のためだけだったら今のようには作れていないですね。家族のため、誰かのために作るのが生き甲斐なんです。
それに、キッチンで作業している時間も、ストレスの発散になるというか、好きなんですよ。お料理してる時間って、すごくポジティブな時間ですよね。こうしてみたらおいしくなるかなとか、前向きなことを考えるから。逆に、イライラしてたりするとすごく雑になったり、ひと手間省いちゃったりするとやっぱりあまりおいしくないなって思う。だから、料理は楽しくやらなくちゃ!って思いますね」
無意識のうちに目指してきた「母の味」。娘たちも自然と受け継いでいってくれたらいいな
皆さんの大好物を教えてください!
わが家は皆ラザニアが大好きですね。「何食べたい?」って聞くとコレになるので、聞くときを選ばないと(笑)。主人が食べられるように、マグロを細かくたたいてミンチにするんですが、ヘルシーだしおいしくて私も大好き。誰かのお誕生日やクリスマスには必ず作ってますね。あと、餃子も好きですね。主人用にマグロの餃子と、お肉の餃子との2種類を作ってますね。作る量も100個とか。もう、何度焼けばいいの?っていうくらい焼きますから、餃子の日は私ずっと立ったまんまになっちゃいますけどね。
2人の娘さんも、そんな家族思いのママの味を受け継いでくれるのでしょうね!
「そうだと嬉しいですね。今小学校6年生と5年生ですが、包丁も使えるし何でもできます。お砂場遊びのような感覚で2歳半くらいからお手伝いをしてもらっていたので、ご飯を炊くのも上手だし、餃子だって包むの私より上手。支度の半分くらいはお任せできちゃうくらい、頼りになります! 思えば、私が作る餃子や肉じゃがなどの煮物って、どれも私の母の味なんですよね。無意識のうちにずっと目指している味なんです。私自身が自然とそう思うようになったので、娘たちもそうなってくれるといいなと思います。いずれ家庭を持つでしょうし、家族に喜んでもらえるお料理を作れる子になってほしいっていう母親としての願いもありますね」
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