ここでいうツナはまぐろの油漬けのこと。まぐろの刺身を切ることからスタートし、油でゆっくりコトコト煮込んで作ります。手作りのツナは、またちょっと違った味わいで絶品!家族も喜んでくれること、間違いありません!!
所用時間:90分(うち作業時間15分) 予算800円 レベル:☆☆☆
※包丁と火を使用します。電子レンジは使いません
ツナのレシピ
材料
まぐろ(赤み)・・・1さく(約200g)
塩・・・適量
ローリエ・・・1枚
にんにく・・・1かけ
サラダ油・・・適量
道具
包丁、まな板、皿、ラップ、キッチンペーパー、はし、小さめの鍋、保存用のびん
※保存用のびんはきれいに洗ったあと、水けをきり、乾燥させます。
作り方
1 まぐろを一口大の大きさに切って、塩をたっぷりまぶします。
2 キッチンペーパーを敷いた皿に1を並べてラップをし、冷蔵庫で30分おきます。
3 30分たったら、まぐろを水洗いし、水けをふきます。
4 鍋に、まぐろとローリエとを入れ、まぐらがかぶる程度にサラダ油を入れて、ごく弱火で45分間煮ます。
5 45分たったら、火をとめて冷めるまで置いておきます。冷めたら、まぐろだけはしでとりだし、保存用のびんに入れます。
6 5のまぐろの上から、煮ていたときのサラダ油を移します。まぐろが全部かぶるくらいまでそそいだら完成!
☆ここでのポイント☆
まぐろが油につかって表面からでないように注意!
油漬けって何だろう?
油漬けというのは、冷蔵庫などがない時代に、食べ物を長く食べられるようにと考えられた保存法。油に浸すことによって、空気や水に触れないので食材がいたみにくくなります。バーニャカウダで使うオイルサーディンも鰯の油漬けです。
世界各地ではツナのような魚の油漬けだけでなく、きのこやトマト、オリーブなどといった野菜も油漬けで保存されてきました。
保存食の種類について調べよう!
冷蔵庫がなかった時代、人々はいろいろ工夫して食品を保存してきました。油漬け以外にも、下記のような保存方法があります。それぞれどのような作り方をするのか調べてみましょう!
塩漬け・・・梅干し、ベーコン
酢漬け・・・ピクルス、しめさば
作ったツナを使ってアレンジ♪
できたツナはパンにのせたり、サラダに入れたりといろいろな食べ方を試してみましょう。また、時間がある夏休み、子ども自身でお昼ごはんを作ってみるのも素敵です。
そうめんを茹でたら、トマトとツナをのせるだけ♪
シンプルなツナサンド。子どもにはマスタード抜きで。
今回は火も包丁も使う大技。大人の方がけがのないように見守りながら作業を進めてください。けがなく、楽しく、自由研究に取り組む夏にしましょう!
調理を始める前に、親子で必ずチェックしましょう!
1)身だしなみを整えよう!
□エプロンをして、手を洗ったかな?
□上着のそではまくっているかな?
□髪が長い場合は結んでいるかな?バンダナを巻くのもおすすめ
□調理台やテーブルの高さはちょうどいいかな?(合わないときは踏み台を)
2)料理の前に必ず準備を
□使う道具を全部だそう
□材料は用意できたかな?分量も先にはかっておこう!
3)火、包丁、電子レンジをつかうときは、大人もいっしょに
料理はおもわぬケガ、事故につながることがあります。大人といっしょにくれぐれも注意して行いましょう
4)片づけまでしっかりと!
□使った道具や食器は片づけよう
□キッチンのまわりやテーブルの上もきれいにふいて、きちんと片づけたかな?
□ごみも分別してきちんと捨てたかな?
動画出演:パックン 動画制作:モバーシャル ヘアメイク:河岡芳枝 レシピ開発:クックパッド編集部 TEXT:松崎祐子
撮影協力:ダイソー(商品:菜箸 *店舗によっては取り扱いのない店舗がございます。ご了承ください)