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伝統的なイギリスの朝食は、夕食並みのボリューム!?～世界の朝ごはん⑤～

2013年12月14日更新

#ボリューム

クックパッドニュース編集部

日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部

「おいしいものがない」なんて昔話になりそうなくらい、美食の国へと変化しているイギリス。そんなイギリスで長く愛されているのが「イングリッシュ・ブレックファスト」です。イギリスの代表料理ともいえるこの定番朝食メニューの魅力とは？

イギリス伝統の朝食は、品数たっぷり「イングリッシュ・ブレックファスト」。

イギリス料理と聞いて思い浮かぶのが「ローストビーフ」「フィッシュアンドチップス」えーと、あとは……。といった具合に、代表的なメニューがなかなか出てこない人も多いのでは？かつて、イギリス料理の評判はあまりいいものではありませんでしたが、ここ数年、グルメな人達をうならせるような話題の店がオープンし、おいしく進化しているようです。

もちろん、まったくおいしい料理がなかったわけではありません。イギリス料理を語るうえで忘れてはならないのが、「イングリッシュ・ブレックファスト」。朝食が絶賛される国もなかなか珍しいと思いますが、他の国では見られない品数とボリューム感は、イギリス独自の食文化といえるでしょう。

朝から10品以上出てくる、驚きのメニュー構成とは？

「イングリッシュ・ブレックファスト」のメニュー構成は
フルーツジュース、シリアル、卵料理、ベーコン、ソーセージ、ブラックプディング（豚肉の脂肪と血から作るソーセージ）、ハッシュドポテト、マッシュルーム、ベイクドビーンズ、焼きトマト、トースト、紅茶またはコーヒー。
これが本場の典型的なスタイルというから驚きです。もちろん、もっと簡略化したバージョンもあるようですが、朝からがっつり食べたい人にはうれしいですよね。クックパッドの投稿のなかから、家庭で作りやすいレシピをご紹介しましょう。

週末、遅めの朝ごはんにぴったり！

手抜き☆イングリッシュ・ブレックファスト by にわはぬ

食パン（薄いもの）、ソーセージ（太いもの）、ジャガイモ、塩、玉子、きのこ（お好みで）、塩コショウ

話題のクランペットも、イギリス発の朝食メニューです

以前クックパッドニュースでも紹介し、最近「パンケーキの次に来るのでは？」と話題になっているクランペット。イングリッシュマフィンのような形ですが、マフィンより弾力があり、表面には穴ぼこが空いています。実はこれ！イギリスでは朝食やティータイムによく登場し、スーパーでも売られている身近な食べ物なのだとか。トーストして、バターとマーマイトという塩辛いペーストを塗って食べるのが一般的で、忙しい平日の朝食はクランペットだけ、という人も多いようです。食感がモチモチしているところも気になるポイント。腹もちもよさそうです。