クリスマスに年末年始、食べ過ぎたり飲み過ぎた翌日のリセット法とは？

2014年12月24日更新

#クリスマス

クックパッドダイエットラボの管理栄養士でダイエット・トレーナーの中村です。日中はダイエットを意識して食事も気を遣っていたのに、夜の飲み会ではうっかり好きなだけ飲み食いをしてしまい、翌朝に後悔の嵐。ダイエットのやる気をなくしてしまう…という体験、ダイエットをしている人なら一度はあるのではないでしょうか。でもリセット法を知っておけば、太る心配は無用なのです。

沢山飲んで食べた…翌日の体重

好きなだけ飲んで食べると、たった一晩でも1〜2kg増えてしまうこともありますよね。しかしそれで「太った」と落ち込んでしまうのは間違いです。なぜなら、その増えた体重は、口に入れた水分や食べ物の重さがそのまま数字として反映されているだけだからです。もちろん翌日も、そのまた翌日も食べ過ぎを続けると、余分なエネルギーが体脂肪に変わり身体に定着してしまいます。

翌日に1日かけてリセットをすれば、増えた体重は数日で元に戻りますので、あきらめる前に、しっかり対策を打ちましょう。

朝食の調整が肝心

無理に食べなくて良い

たくさん食べた翌日は、食欲が低下しています。ここで自然とお腹が空いて、食欲が回復するまで食事を待つことが重要です。無理して朝食を摂らない方が良いのです。

飲んだ翌日は水分補給が必要

お酒を飲んだ翌日は、体内の水分が枯渇している状態です。起きたら、まずはコップ1杯のお水を飲みましょう。もし空腹感があるなら、野菜ジュースやスムージーなどがおすすめです。

ビタミン・ミネラルの補給も大切

また、飲み会で暴飲暴食するときの傾向として、お酒に相性のいい濃い味付けのメニューや揚げ物が多くなって、野菜が不足しがちです。すると、エネルギーの代謝に必要なビタミンやミネラルが不足してしまう傾向に。栄養バランスの崩れから代謝が落ちて太る原因となるので、野菜や果物からビタミンとミネラルを摂って、体内の代謝を促進しましょう。

昼食と夕食も気を抜かない

注意したいのは、おなかが減らず朝食を抜いたせいで、昼食や夕食に過食してしまうことです。お昼以降、再び食欲に任せて食べ過ぎてしまうと、朝食を調整して体をリセットした意味がなくなるどころか、逆効果となってしまいます。
1日の全体の摂取カロリーを抑えたいので、昼食と夕食は食べるにしても脂っこいものを控え、あっさりとしたメニューを選び、腹八分にしておきましょう。

空腹に耐えながら

とはいえ、空腹感に耐えながら食事を制限するのもつらいものですよね。そんなときに効果的なのが「炭酸水」です。
食事の前にコップ1杯〜1.5杯の炭酸水を飲むと、満腹感が増して食べ過ぎを防ぐことができます。胃袋に重量感と膨満感を与え「たくさん食べた感覚」になるのです。しばらくして空腹を感じるときは、再び炭酸水を飲んで間食を控えるようにしましょう。1回の水分の摂取は200〜300mlくらいを常温で摂ることをおすすめします。

イベントや飲み会が続く年末年始のこの時期にこそ試す価値ありです。このリセット法を身につければ、ダイエット中でも飲み会を楽しむことが出来るので、ぜひ明日の朝から実践してみてくださいね。

著者：クックパッドダイエットラボ　

管理栄養士：中村瑞樹

大学で栄養学を学び、管理栄養士を取得。社員食堂、健康管理室で管理栄養士として働いてきた経験を生かし、現在はクックパットダイエットでダイエット「正しく食べてやせる」ダイエット指導を行うダイエット・トレーナーとして活動。また、自身も10kg以上のダイエットに成功したという経験や、管理栄養士としての専門性を活かしたダイエットに関する情報を提供します。

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