日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
突然ですが、みなさんは、おひたしをどうやって食べていますか?おしょうゆをかけて食べるという人がきっと多いはず。でも、実はそれはおひたしの本当の食べ方ではないそうです。では、本当の食べ方とは?
1月15日のNHK「あさイチ」は、1月8日の放送で「ぶり大根」のレシピを教えてくれた大正生まれの“ばぁば”こと、料理研究家の鈴木登紀子さんが再び登場!
おばあちゃんの知恵の詰まったお役立ちレシピを紹介してくれました。
今年で90歳になるというばぁばの教えてくれるレシピは、知ってそうで知らないことがいっぱいあってタメになるものばかり。特に今回目からウロコだった情報をこれからレポートしますね。
ばぁばいわく、おしょうゆをかけて食べるのは、おひたしの正しい食べ方ではないんだそうです。なぜなら、おひたしというのは、その名の通り、ダシ汁に浸して作るものだから。
それって言われてみればそうなのですが、意外と知らなかった人も多いのでは?
もうひとつ驚いたのは、おひたしの作り方でした。お湯を沸かして一気にゆでるだけじゃないの?と思っていたら、それが違うのです。
一度にほうれん草や小松菜などを入れてしまうとお湯の温度が下がって火が通りにくくなり、ベチャベチャになってしまうため、2~3株づつ分けて入れ、水に放つという作業を何度か繰り返すのが、実はおひたしの正式な作り方なんだそう。
ちょっと面倒?な気もしますが、そうすることで美味しいおひたしになるというのだから、これは試す価値アリですね。
もうひとつへえ~と思ったのは、ダシ汁に素材を浸したら、30分間冷蔵庫で冷やすこと!これによって味がよく染み渡り、美味しさが増すのだとか。 考えてみれば、フレンチなどの前菜も冷たいものが多いですよね。
アレンジにも技あり!のばぁばレシピ。今回は、ほうれん草に東北の伝統食材である干し菊をプラスしていました。クックパッドでも気になるアレンジレシピがあったので、要チェック!
早速、美味しいおひたしが食べたくなったのではないでしょうか?寒い日に部屋をポカポカに暖めて、ヒンヤリとしたおひたしを食べる幸せ。ぜひみなさんも味わってみてくださいね。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)
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