料理の「さしすせそ」とは

煮物などを作るときの調味料を入れる順番の略称。「さ」は砂糖、「し」は塩、「す」は酢、「せ」はしょうゆ(旧仮名遣いで「せうゆ」)、「そ」は味噌。

砂糖がいちばん材料にしみ込みにくく、塩やしょうゆを加えてからでは甘みがつきにくい。また酢・しょうゆ・味噌を後にするのはせっかくの香りを飛ばさないためなど、この順番にはさまざまな根拠があります。