揚げ油の温度の見方
衣・パン粉を油に落とす、または菜箸を油に入れたときの状態の違いで揚げ油の温度の目安がわかります。
油の温度 | 衣を落とした状態 | パン粉を入れた状態 | 菜箸を入れた状態 | 適した食材 |
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140℃ | 鍋底に沈み、ゆっくり浮き上がる | ゆっくり広がる | 箸の先から細かい泡が静かに上がる | 中華料理の油通しする食材など |
150〜160℃(低温) | 鍋底に沈んでから6秒ほどかけて浮き上がる | 全体にゆっくり広がる | 箸全体から細かい泡が上がる | 厚切りの根菜など火の通りにくいもの、大葉やミツバなどの香味野菜 |
170℃〜180℃(中温) | 中ほどまで沈み、すぐ浮き上がる | 細かい泡をたてて全体に広がる | 箸全体から泡が絶え間なく上がる | コロッケ、天ぷら、かき揚げ、とんかつなど揚げ物全般 |
190〜200℃(高温) | すぐに浮き上がって色づく | 全体に勢いよく広がる | 箸全体から大きめの泡が勢いよく上がってくる | えびなどの魚介、豆腐、なすなど水気を多く含むもの |
パン粉を入れた時の状態を見る
菜箸から出る泡を見る