乳幼児レシピにおける豆やナッツ類の注意点

豆やナッツ類を5歳以下に与えてはいけないの?

ピーナッツ、アーモンド、枝豆をはじめとする豆やナッツ類は誤嚥事故の恐れがあります。
大人に近い咀しゃく(⾷べ物を⻭でかみ砕くこと) ができるようになり、飲み込んだり吐き出したりする力が十分に発達するのは3歳頃ですが、その2つを協調させることができるのは6歳頃と言われています。5歳以下のお子様には、硬い豆やナッツ類を与えないようにしましょう。

小さく砕いたら大丈夫?

小さく砕いたものも与えないようにしましょう。

  • 破片が喉頭や気管に詰まると窒息しやすく、大変危険です。
  • 気管に入りこんでしまうと肺炎や気管支炎になるリスクがあります。

豆やナッツ類だけ注意すれば良いの?

  • ミニトマトやブドウ等の球状の⾷品を丸ごと⾷べさせると、窒息するリスクが あります。小さいお子様には、「4等分する」「調理して軟らかくする」などして、良く噛んで⾷べさせましょう。

  • 菓子類、果実類、パン類など誤嚥原因となった食品は色々あります。咀しゃくや、飲み込んだり吐き出したりする力はお子様の成長によって様々ですが、小さいお子様に与える食品は、形状、性質などをよく確認して、「小さく切って食べやすい大きさにする」など、与え方に注意しましょう。

  • 物を⼝に⼊れたままで、⾛ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、 誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがあります。姿勢を良くし、食べることに集中させ、落ち着いてゆっくりと、よくかみ砕いて食べさせるようにしましょう。

もっと知りたいときは?

消費者庁:食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!
消費者庁:気管支炎や肺炎を起こすおそれも、硬い豆やナッツ類等は5歳以下の子どもには食べさせないで