前回の日記に書いたように、母の具合が優れなかったので、日本へ一時帰国していたのですが、その間に母が亡くなりました。
でも私が日本に行った直後は、母の具合は奇跡的に良くなり、テーブルで一緒に食事をしたり、沢山お話したり、沢山笑ったりしました。
食事も、天ぷらや餃子のようなものまで、美味しいねって言いながら食べてました。
私が好きなケーキとかアイスクリームも一緒に食べたほどでした。
でも、やはり乳癌と肺癌の末期だったので、段々苦しくなり、咳をする時に血が出てくるようになると、母も自分が長くは生きられないと感じたようです。
月曜日の夜に、いつものように身体を拭いたりしたりした後、母はしっかりした声で、妹と私に、「もうこれでおしまい。私の人生は終わったの。」
と言い、「色々面倒見てくれて有難う」って。
そのほか、もう少し話した後、おやすみなさい、って私達が言ったら、母は「さようなら」って、手を大きく振って言い、その後、なにやら拝むポーズになってました。
翌日からは、もう一切、水も飲めなくなりました。
でも母は、私達当ての手紙に、「一切、延命処置はしないでください。」と書いて実印まで押してあったのを、その夜、読みました。
結局その3日後の夜、私達が遅い夕食を食べている時に、母は、ゆっくりしていた息が、段々遠のいて、そしてそのまま、まるで眠ったように穏やかに安らかに亡くなりました。
とても悲しかったけれど、母の最後の挨拶も、そして最後に息をしたときも、ずっと一緒にいられたこと、そして母の、まるで白雪姫のように、生きているように見えるくらい、安らかな寝顔のような最後の顔を見ることが出来、妹も私も、心の底から、母に感謝しているのです。
全く、後悔が無いのです。
まるで、母は私が遠いスペインから日本に行くのを待っていてくれたようです。
そして、一緒に楽しく笑ったり、お話しする時間も、私に与えてくれた後、私がスペインに帰る前に、安らかに、皆がいる時に、天国に行きました。
日本への直行便の無い遠い外国に住んでいるから、親の死に目には、絶対に会えないと覚悟していたんです。
でも、母は、私に最高のプレゼントをしてくれたのです。
お金では絶対に買えない安堵感なんです。
母は、本当に気丈で強い意思を持った人だったので、母が、こういう最後を自分で準備したようにしか思えないほどです。
妹と私にとっても、最高の心の安らぎなのです。
そして、母自身も、自分の娘達と一緒にいる時に、そして自分の最後のお別れの挨拶もちゃんと言い残した後、安らかに家で最後を迎えられたから、最高の幸せなのだと思います。
最愛の母とは、もう会えないから悲しいけれど、悔やみ残す事が誰にも無いので、幸せなことなんだと思うのです。
日本での自宅に来てくれるお医者さん、看護婦さん、ケアーマネージャーさんたち、本当に素晴らしい方たちばかりでした。こういう方たち無しでは、家で最期を看取るということは難しかったと思います。
母の最期の1年半、妹がずっと世話をしていてくれたおかげで、私も外国に住んでいられたのです。
本当に、皆さんに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
母の死に関して、みんなの心温まる協力、愛情込めた看病等、素晴らしい事に触れる機会となりました。
そしてなによりも、私の母に心から感謝しています。
もう痛いと感じない、とても穏やかで素晴らしいであろう天国で楽しく平和に過ごしているに違いありません。
母の事だから、常に私達のことを心配して、困ったときなどには助け舟を出してくれそうです。
母が安心して天国にいられるように、しっかり生きていこうと思います!
留守中に皆さんから頂いた沢山の作れぼ、本当にどうも有り難うございました。
とても嬉しく拝見しました。
でも、皆さんのキッチンにお礼にいけないのを許してくださいね。
Cookpadのお友達からも、励ましのコメントいただいて、とても嬉しかったです。
どうもありがとうございました!
余談ですが、母は肺癌だから、沢山咳して辛そうだったので、万が一のために玉葱療法してみたら、母は、「効果があって、いつもより良く眠れた」って言ってくれてました。少しでも楽に感じてくれて何よりでした。でも肺癌は勿論治せませんが、それでも咳が減り(全く無いわけではなかったけれど)眠れたって本人が感じる位、効果ありました。凄いと思いました。
引用レシピ
ウチの副作用無し咳止め&安眠方法☆玉ねぎ
by Spain
世界中どこでも簡単に出来る超経済的な健康療法!レシピとはいえないけれど、皆さんに教えたいので載せました。友人が風邪をひくと...
材料:たまねぎ
公開:06/11/15
更新:07/11/30
レシピID:301023
今年はクックを始めてスペインさん親子と出会えてほんとに嬉しかったです。美味しいアイスやお菓子も教えてもらえたし ありがとうございました♪
来る年もまたお世話になっちゃいます^^
娘さんがドイツから帰って来て、ご家族揃ってお正月を過ごされている事と思います。
2009年がSpainさんとご家族にとって幸多き年になりますように、心からお祈りしています。
また今年もヘルシーで美味しいレシピを考案してUPして下さいね。
どうぞ本年も宜しくお願いします。
あけましておめでとうです。
お返事だいぶ遅くなりましたが
昨年は、ポテトソテーツナマヨ和え、おいしくいただきました!
ごちそうさまでした~★
日記にも遊びにきてくれて、器のこともほめてくださって
とってもうれしかったですっ。
お母様亡くされたんですね。
最後に会えて、お話できてよかったですね。
私ももう15年近く経ちますが、病気で母を亡くしましたが
その時「最後の言葉」ってあるんだなって思いました。
日記を読んでて、ふっとそのことを思い出しました。
ちょっと表現が違うかもしれませんが
母とは友達のように仲がよかったので
今でも、何かあると心の中で母に語りかけてしまいます。
きっと、Spainさんのお母様も
天国で見守ってくれてると思います。
ご紹介されてる、玉ねぎのレシピ
咳止め&安眠効果あるんですね。
咳に困ったとき、実践したいと思います☆
お母さまを見送られたんですね。きっと、安らかに旅たたれたことでしょう。
私は、14年前に父が他界しました。逝く12日前に私は娘を出産し、小さい娘を”可愛い”と抱いて、父は逝きました。まだ、20代だった私は、悲しみと不安で母や兄弟と離れて子育てをすることに随分慣れずに過ごしました。
毎朝、父の写真にお茶とう(お茶を入れて置くこと)をして手を合わせています。出かける時も、写真に声をかけていきます(留守を守ってくれそうで)。お天気の日は、空を見て心で父に話しかけます。(声を出すと変な人!)逝く人は、その後も色々と教えてくれます。祖父を知らない子供達も、私がお茶とうをしたりすることで子供の中にちゃんと存在してるんですよね。
四季、折々の行事や伝統もそういう事かも知れませんね。
とっても素晴らしいコメントどうもありがとうございます。読んでいて心が綺麗に澄んでいくような気がします。
Mokosakuさんのお父様、可愛いお孫さんと実際に会えることができて、とても幸せだったと思います。
そしてMokosakuさんが今でもお茶とうという、とても素晴らしいしきたりを毎日やっていらっしゃることで、子供さんたちも、とても暖かい人間に育っていくと思います。
日本の行事や伝統、知らないものも多いのですが、こうして教えてくださってどうもありがとう!