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出産報告 パートⅡ

2008年12月4日 (木)
 
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ところが、分娩室に入ったら、先生から
「新生児専門病院から先生が救急車で駆けつけてくれることになりました」
「一時間位で到着すると思うので、それまでもう少し頑張りましょう」
と言われたのでした

諦めかけた命に希望の光が差し込みました
今ここで産んだらダメかもしれないケド、
あと一時間後に産んだら助かるかもしれない

救急車を飛ばしても一時間って何て長いんだろう?
それまで持ちこたえられるのか?
と不安でいっぱいでしたが、
とにかくその時の私に出来ることは
陣痛のいきみ逃しをして
少しでも時間を稼ぐことだけ…
心の痛みと体の痛みで、どうにかなりそうでしたが、
看護師さんと助産師さんの言うことを必至に聞くしかありません

まだ出ないでね!もう少し頑張ってね!
何度も何度も心の中で叫びながら、
お腹の中の赤ちゃんに酸素を送るべく、深呼吸をすることに集中しました

それなのに、今度は破水してしまい…
なんて無常なんだろうと思わずにはいられませんでした

破水してしまい、どうなっちゃうんだろう?
もう間に合わないのかな?
と思っていたら、外から救急車のサイレンが!!

1時間かかるだろうと言われていた到着が
30分で来て頂くことが出来、
一気に場が慌ただしくなりました

到着した先生方を迎えに走って下さったスタッフの方

いよいよお産の体制に入って準備を始めて下さる先生

ずっと付き添っていて下さった看護師さんと助産師さんには
「もう産んでもいいからね、今までよく頑張ったね」
との言葉を頂きました

私自身は、ここまで頑張って持ちこたえてくれた
お腹の中の我が子に感謝の気持ちでいっぱいでした
よく頑張ったね、もう少しだからね
そんな気持ちだったと思います

ところが、いざ産もうとすると
赤ちゃんが逆子で…
何度か、先生が逆子を直そうと試みて下さったのですが
最終的に横位になってしまい、
緊急で帝王切開することになったのでした

あとから振り返った時、看護師さんから
「きっと赤ちゃんは自分の身を守るために横位になったんだと思いますよ」
と言われました
帝王切開は母体には負担がかかりますが、
子供への負担は少なく、短時間で産まれることが出来るので
今回のような時はイイらしいのです

緊急での帝王切開という決断が早くに出来たのも
赤ちゃんがちゃんと体位を変えて
訴えたからかもしれないよ
との事でした

こんな一連の流れの中で、ただ一つ
最初から最後まで変わらなかったものがあります
息子の心拍数です
どんな状況でも、トクトクトクと同じリズムで鳴り響いていてくれていた
心拍に何度励まされ、勇気づけられたことかわかりません

子供から大きな大きな力をもらい、
いろんな方々から助けられ、
今の私達夫婦の幸せがあるのだと思います


真夜中に虫の知らせのように受診出来たこと
運よく、受け入れ先を見つけてもらえたこと
新生児専門の先生が到着してから産むことが出来たこと
早い段階で帝王切開に切り替えられたこと

いろんな幸運が重なって
運よく我が息子は命を救って頂くことが出来ました

11月28日(金) AM9:51
小さな命が誕生しました

23週5日(6ケ月後半)という、
ありえない早さで産まれてきてしまった為、
31.5cm、743gとちっちゃなちっちゃな体でしたが、
小さな声でしたが、ちゃんと産声もあげてくれ
今日も生きていてくれています

もう産むしかないとなった時、
先生からあることを言われました
「あまりに早い時期での出産になる為、たとえ命が助かったとしても重い障害が残るかもしれません、どこまでの救命をするかは、ご両親の意思にお任せします、どうなさいますか?」
今の世の中なので、きちんとした説明・了解のもとでの
治療をすすめなければいけないから、聞かれたことだと思いますが、
その時の私達夫婦には愚問でしかありませんでした
「どんな障害が残ろうともかまいません、とにかく100%の救命をお願いします」
と、間髪入れずに答えていました

後から、看護師さんと助産師さんに
「あのご両親の力強い言葉に現場のスタッフが一つになったのは間違いありません」
と言われました

消えかかった命が、そこに存在してくれているだけで
どんなに幸せか…
助けて下さった多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです

産まれてすぐ、違う病院に息子は運ばれてしまったので
入院していた一週間、私の心のケアを一生懸命して下さったスタッフの方々にも頭が下がる想いです
どんなに心強かったかわかりません

そして、主人が上げた日記に温かいコメントを下さった皆様からも
いっぱい力を頂きました

本当にありがとうございました

お陰さまで私自身はこうして本日退院することが出来、
大好きなこの場所に戻ってくることが出来ました

息子は、当初、まずは3日が山となり、
次に1週間が一つの山となるでしょう
と言われていたのですが、
幸い、今のところ大きな問題もなく、
看護師さん達から「あばれんぼう」とあだ名がつくくらい
元気に動きまくっているようで…
3日目を無事乗り越え、
明日迎える1週間も何とか乗り切ることが出来そうです

そこを超えると、生存率がグンと高くなるとのことでしたので
今はただただ、今日という日を迎えられたことに
大きな喜びを感じています

息子は最低でも4~5ヶ月は入院することになりそうです
これからどんなことを乗り越えなければいけないのか
今は想像も出来ませんが、
たくさんの方々の助けや想いをいっぱい頂いた私達家族です
救って頂いた命を大切に
1日1日をしっかり生きていきたいと思っています


今日、退院した足で息子の病院へむかいました
主人は毎日会っていて、
ビデオや写真をいっぱい持って帰ってきてくれていたのですが
やっぱり実物は、かわいくてかわいくて仕方ありませんでした
(親バカ丸出しですが(´艸`*))


ps.私達夫婦は全くへこたれてないし、二人でたくさん笑っていられるくらい元気なので心配しないで下さいね(それもこれも全て、息子の命を救って頂くことが出来たからなのですが…)


長くなりましたが、ここまでお付き合いくださいまして
ありがとうございました

また少しずつ、ここでお世話になりたいと思っていますので
どうぞ宜しくお願い致します


ちなみに、
写真1枚目「パパと息子」
写真2枚目「あんよ」


ただいまぁ&またヨロシクね♡


あんずいろ