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レモンスクエアを作った

2009年5月2日 (土)
 
ケーキを作るのは、もうずいぶん久しぶり。
最後に作ったのが2年前だったんじゃないかな。
青山のカフェ「Piece of Cake」で食べたレモンスクエアが忘れられず、図書館でオーナーの大川雅子さんのレシピ本を探して作ってみた。
思ったよりしっかりした味!
カフェで食べたとおりに、ホイップクリームのクッションをまとわせてから、舌の上に運ぶくらいがちょうどよい。
そのままの味もダイナミックだけど、クリームをまとわせると、これがなんともいえないエレガントな味になる。
昔の古い映画の中の、カリフォルニアのおてんば娘が、たっぷりのレースのドレスで貴婦人になったような、そんな優雅なイメージチェンジ。
レシピもかなり大胆で、クッキー生地の上に載せるスポンジは、共立てした卵に少々の小麦粉を加え、たっぷりのレモン汁とレモンの皮を混ぜ合わせるのだ。
もともとはアメリカンケーキが大川先生のレシピの主流。
こんなに大胆にたっぷりの水分を加えたスポンジ生地を経験したことがなくてぎょっとする。
でも、このせいでしっとりしたスポンジの底に、レモンカードのような固めのクリームの層ができる。
このやわらかい羊羹のようなレモンカードの層がなんともいえず、作りたくなったのだった。
カフェでは白ワインでいただいたけど、おうちでは梅酒の炭酸水割りで。
焼き立てよりも翌日のほうがしっとりしておいしいし、スポンジも扱いやすい。
味もなじんでいる。
TPOにあった服があるように、ケーキにも添えるべきもがある。
それにしても、大川先生のケーキは、満足感がしっかりとある。
一日に小さく二切れでもいただければ幸せ。
簡単にできるホットケーキミックスのマフィンもいいけれど、そもそもお菓子とはこういうものなんだな。
「ケーキとは、日曜日の礼拝のあと、週に一日だけ家族で一切れずついただくもの。だから、甘さを控えたりせず、しっかりした味にしなければいけない」
日本に初めてフランス菓子を持ち込んだ、ムッシュー ルコントの弁。
さっぱりと軽い味のものよりも、こういうしっかりしたケーキを、月に一度だけ作ることにしてみよう。
今度は、レモンの代わりにイチゴピューレで、お砂糖を減らしてアレンジしてみたい。

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