新しい生命、去っていく生命

2009年8月17日 (月)
 
少し前の話になりますが、7月21日(皆既日食の前日)午前4時17分に無事男児を出産いたしました。
3336gのまるまるとしたベビーで、その日産まれたベビーちゃん達(どうやら合計7人!)の先陣を飾らせていただきました。

出産予定日の3週間程前から前駆陣痛がおこっていたため、陣痛の痛みにいつしか慣れっこになっていた私は定期的に訪れた陣痛に気付かずに、ギリギリまで夕飯の後片付けをしたりお風呂に入ったり家でいろいろしてました。
陣痛で定期的に張るお腹に向かって、
「早く出ておいで~♪」
なんて話しかけていた私達夫婦はなんて能天気だったのだろうと、後になって苦笑いです。
お腹の中のベビーにしてみれば、「もう出る準備始めてるってば!」
と反論したかったことでしょう。

病院に到着して1時間もかからずに分娩が終わりました。
ほんのちょっと前までは、ぱんぱんに膨らんだお腹を大事に大事に抱えていたのに、一瞬にしてぺたっとなったおなかを見てちょっとした喪失感がおそってきました。
そんなものは、ベビーちゃんを抱っこしてしまえば吹っ飛びましたが(笑)

入院生活はあっという間におわり、自宅での暮らしは今までと一変!
退院後の2週間は夫のおかあさんがお手伝いに来てくださっていて、いろいろお世話をしてくれました。


その最中に起こった大きな出来事があります。
それは私達の家族だったワンコが命を終えたことです。
この2ヶ月ほどで急に痩せ、食欲が無くなっていたのでとても気になっていたのですが・・・
私の退院後みるみる容態が悪化していき、10日目にとうとう息を引き取ったのでした。
徐々にゆっくりになっていく呼吸が止まった瞬間、おとなしく寝ていたベビーが、火がついたように泣き出したのが妙に印象的に記憶に残っています。
つらそうにしているワンコに何もしてあげられませんでしたが、最期をみとってあげることができてよかったな・・・と思ってます。


退院後、初の外出は、ワンコを近くの霊園に連れて行って、荼毘に付してもらう手続きをする、というなんとも切ないものになりました。
最後のお別れを済ませた後、夫が
「犬は安産の守り神だから、無事に産まれてくるように見届けてくれたんやな。」
とつぶやきました。
涙で返事はできませんでしたが本当にその通りだと思いました。
ベビーちゃんが大きくなったら、このワンコの話をきかせてあげたいなぁ、と思っています。



今はベビーちゃんと二人だけの狭い世界の中で、じんわり幸せをかみ締めています♡
夜は夫がいますが。

産まれて来てくれて本当にありがとう。
元気に育ってくれますように。


こんなに長くてたいした内容でもない日記を読んでくれた方、ありがとうございました。