前に住んでいたユタで仲良くしていた老夫婦が、今度ユタの家を売って暖かいアリゾナに移るという。それを聞いて、同じくその夫婦と仲良くしていた東京の友人が、わざわざ日本から彼らに会いにやってくるという。私もユタは5年ぶりだし、東京から来る友人にも何年も会っていないので、どうせ先々週失業したこともあり、彼らに会いにユタにでかけることにした。
そのご夫婦は、元はと言えば私の友人のご両親で、物理の教授をしていた旦那さんが引退したときに、山がきれいなユタを気にいって、そこでで引退することにしたのだった。小高い場所にある家からはレイクソルトレイクシティーや反対側の山々が見えて眺めは抜群。さらに彼らはかなりのお金をかけて内装を好みに替えたので、細かいところにもこだわっていて、とても素敵になっている。ダイニングやリビングルームも素敵になっているが、とくに私の好きなのはキッチン。模造大理石の壁とカウンターは境目がないのでお掃除も簡単そうだ。オーブンはコンベクションオーブン。写真には写っていないが、冷蔵庫の扉もキッチンキャビネットと同じパネルでできていて、扉の取っ手もおしゃれだ。収納場所がたくさんあり、照明も素敵な感じ。
写真の手前の写っているのがけっこう長いアイランドで、そこで食べたり、パーティーのときは食べ物を並べたりもできる。シンクの前の窓からはプールに続く階段と今は紅葉した木々が見える。こんなキッチンでお料理できたらいいな!といつも思っていたあこがれのキッチンなのだ。ここで何回集まってパーティーをやったことだろう。冬はスキー、夏はハイキングやキャンプにと、彼らの子供たちの家族や親戚もひっきりなしに訪れていて、私たちも仲間に入れてもらって家族同然の付き合いをしていたものだ。このご夫婦がユタを去ってしまったら、もうユタに行くこともないだろう。不思議なことに、私たち自身もユタではけっこう大きな家を持っていたのに、その家には全く執着がなくて、執着のあるのは、よく集まってパーティーをやっていたこの家であり、このキッチンなのだ。
コンベクションオーブンなんですか。うらやましいです。私は今はアパートの作りつけなので、自分で替えるわけにもいかず・・・。
それにしても姉妹っていいですね!私は兄しかいないのでうらやましいです。たまに兄がオカマだったらいいのに、と思うことがあります(笑)。