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夏のミイラ

2010年7月8日 (木)
 
前回の日記では(といってもだいぶ経ったけど)
夏休み中の子供たちとの計画を立てたのだけど、
“計画”って計画通り進まないのが世の常でして。



あの日記を書いた直後に、
アドリが鎖骨骨折。



メリ男と4年生の女の子とアドリで遊んでいたんだけど、
この女の子が結構曲者でねえ・・・。

うちの子たちがちっちゃい頃から、
見ると抱っこしたり遊んだりしたがるんだけど、
彼女にとって小さい子は完全にお人形感覚で、
とにかく自分の言うことをきかせたいわけね。

でもうちの子たちはどっかに座らせたところで
じっとしてないで勝手にあちこち行くし、
彼女が思っているようには動かないのよ。
そうすると意地悪するのね。
つねっているところも発見したことがあるし、
彼女といると泣いて帰ってくるのが普通だから、
なるべく遊ばせないようにはしていたんだけど。

案の定、今回も彼女と遊んでいたときに起こったわけ。
家のまん前の公園だから、
時々チェックしていれば大丈夫だと思ったのが甘かった・・・。
アドリが泣いて帰ってきて、

メリ男のしどろもどろの言い訳を聞いてると、
どうやらメリ男と女の子でアドリを押したらしく、
転び方が悪かったんだろうね。

で、最初は「痛い」って泣いていたんだけど、
そのうち泣き止んで結構普通に遊んでるわけ。
まあ、着替えで腕を上げるときにちょっと痛がったくらいで、
あとは何も言わないから、
「何だ、たいしたことなかったんだな」と思ってたんだけど。

その夜はぐっすり寝てくれたアドリ。
ただ次の日の朝がね・・・。

なんていうかな~、
猫が脚に怪我したときみたいな。
猫って何も言わないけどその脚かばって使わないでしょ?

そんな感じで全部左手でやるわけ。

「痛いの?」って言っても、
「今は痛くない」とか言うしね。

「ちょっとお医者に見せとこう」と思い、
ホームドクターのところへ。

ちなみにイタリアでは何が起こってもまずホームドクターなので、
直接外科とかには行かないのね。

先生すぐに「レントゲンとって来て」と。
子供の鎖骨は結構折れやすいので念のために、と。 

で、見事に折れてました。
っていっても日本でいうならひびの段階なんじゃないかと思うんだけどね。

幸い「軽いので石膏で固めなくてもいい」といわれて喜んだのもつかの間、
包帯でぐるぐる巻きにされて出てきたアドリ。



・・・なんていうか、ミイラ?みたいな。



しーかーもー、これから夏だよ~。

幼稚園の先生にそんな状態を見せに行き、
案の定やんわりと「おうちで静かにしていようね」と
登園を拒否されてしまったので、
6月から二人とも夏休み~。


メリ男にスイミングの講習を受けさせようと思っていたのもボツ。
時々子供たちとクッキーとかニョッキを一緒に作るんだけど、
アドリの包帯が汚れるからボツ。
自転車もボツ。

いったいミイラと何ができるの~???

しかも悪いことに、
本人いたって元気なわけ。

手が固定されている限り彼は痛みがないので、
いつもと同じことをしたがるし。

2週間この包帯をしていなければいけなかったんだけど、
最初の1週間はお天気が悪くて家遊びばかりだったのでよかったけど、
さすがに2週目はお天気も回復し、汗の季節。

汗をかくとかゆがってね、かわいそうだったよ。
仕方がないのでハンカチタオルを背中の隙間に入れておいて
汗を少しでも吸収させるようにした。

そして6月の最後の日曜日、ついに海に出発。

「海に着いたら包帯切っていいよ」とお医者さんに言われていたので、
部屋に入って荷物を置いたところで
チョキチョキチョキチョキ・・・・。



たった2週間(うち1週間は寒いくらいの気候)だったけど、
やはり中は醸造された香りに包まれていた。

最初の2日くらいは左手でいろいろやっていたけど、
あっという間に回復して、今では元通り。
子供の回復力ってすごい。

でももうミイラ、特に夏のミイラはたくさん・・・。

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