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またもやスケート三昧

2012年2月12日 (日)
 
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写真一枚目は、指編みでマフラーを編んでいるK(5歳2か月)。指編みというのが日本でどれぐらいポピュラーなのか知らないけど、これはなかなかいいよ。小さいお子さんをお持ちのお母さん、ぜひ一緒にやってみましょう(笑)。子どもでもあっと言う間にやり方を覚えてしまうし、ぶっとい毛糸で編めば30分かそこらで立派なマフラーができあがる。

面白かったのは、保育グループの帰り道、一緒に毛糸を買いに行ったときのこと。お店に入り、ずらりと毛糸玉が並んだ棚をじーっと見て、「あれがいい」とKが選んだのは、赤に黄色やら青やらが混じったカラフルなもの。色も太さも指編みにぴったりである。「いいよ、あれにしよう」と言いながら棚に貼ってあった値札を見ていたら、「たかい?」と聞く。「うん、高いよ、あれは。でも太い毛糸は高いんだよ」と言うと、「じゃあ こっちにしよう」と何の変哲もない細い毛糸を指差した。あはは、お金の心配してるな。

私も家計の心配をした子どもの頃の記憶が鮮明に残っている。まだ幼稚園だったか、それとももう小学校に上がっていたかは覚えていないけど、家から小学校(あるいは幼稚園)に向かう途中に、ガチャガチャを置いた店があった。その中に、豆本が当たるガチャガチャがあって、その豆本がどうしても欲しかったのだ。そうしたら、お母さんが買ってくれると言って、豆本が当たるまで10回近く(実際には5回ぐらいだったかも知れない)ガチャガチャをやったのである。だって、当時のガチャガチャなんて20円が相場だから10回やったって200円なのだが、もう途中から、こんなにお金を遣ってうちは大丈夫なんだろうかとドキドキハラハラ大変だった(笑)。だから豆本が出て「良かった、出たよ」と言われても、なんだかあまり嬉しくなかったことまで覚えている。

そんなわけで、Kの毛糸も私の緑色の毛糸も100グラムで1000円強(でも20%引き)だったが、味のあるマフラーに変身したので、オッケーじゃないでしょうか。

2枚目は、その日(木曜)の夕飯。冷凍のグリーンピースで季節はずれの豆ご飯。

金曜はK&K&K親子のお宅でみんなで鍋をやったのだが、またもや写真撮り忘れ・・・。鶏肉も海老も入って、その上、小豆島産の塩ポン酢などという超美味なポン酢でおいしくいただいたのになぁ。大人は食事もおしゃべりも楽しんで、満足な夕べだったが、Kは何が気に入らなかったのか、ご飯をほとんど食べずに「あまいもの たべたい」を連発してご機嫌斜めだった。

寝床に入ってから「Kちゃんち いって たのしかった?」と聞くので、「お母さんは楽しかったよ。K君は楽しくなかったの?」と聞いたら「おなかが いたかったから あんまり たのしくなかった」と言った。ほー。お腹が痛いとは何度か言っていたし、朝からずっとうんちが出ていなかったからに違いないのだが、5歳児というのはお腹が痛くてもその不快感を紛らわすために甘いものが食べたいなんて言うのか~。また一つ学んだぜ。

明けて土曜はアイスダンス教室。参加者が少なめだったので、先生2人にみっちり教えてもらってキャナスタ・タンゴというステップのおさらい。もちろん技術的にも問題はあるけど、何より大きな壁となっているのは、ステップの順序が覚えられないこと(笑)。何しろ参加者の年齢層が高いので私に限った問題ではないのだが、先生方にとってはかなりじれったいはず。「クイックステップ、シャッセ、スイングロール、スライドシャッセ・・・」と横で先生が唱えてくれてやっとついていけるようになった。はーっ。

いい具合に空いていた上、先週より氷の状態がずっと良かったので、教室の後も長めに練習して、3時に引き上げた。

昨夜チャーリーから電話があって、週末にビルギットがフィン(2歳)を連れて実家に帰る、という話だったから、「夕飯呼んであげた方がいいかな」と相棒Aと相談していた。それで、簡単にハンバーグとマッシュドポテト、という献立を考えていた。そうしたら、ビルギットの気が変わって(「疲れてるのに1泊や2泊で帰っても意味ない」)ウィーンに残ったらしく、家族全員で食事に来ることになった。

なんだ、ビルギットがいるってわかってたら和食にしたのに、と思いながらハンバーグを作ったら、見事に失敗・・・。どうやって失敗すんだよ、ハンバーグなんて。敗因は、いつも普通の丸パンをつなぎにしているのに、代わりにパン粉を使ったこと。そのふやかし方がまずかったのだ。なんか混ざり方にムラがあった上に、全体がねっとりした歯ざわりになってしまい、がっかりだった。お客に出来損ないの料理を出すほど悔しいことはない。ちっ。

日曜は、土曜に続いて相棒AがKを連れてそり滑りに行くというので、私はまた一人でアイススケート協会へ。快晴の日曜なので親子連れで賑わっていたが、それでもあまり混雑した感じがないのがアイススケート協会の利点だ。真ん中では、ロープを張った中で常連のおじさん・おばさんたちがアイスダンスをやっている。最後には10人ぐらいで輪になって滑っていて圧巻だった。ステップのパターンは決まっているようなのだが、一人が掛け声をかけると全員が組んでいた手を放してくるくるとターンしたりする。すごく簡単そうに見えるけど、あれだけでもすごい技なんだよね、実は。

夜、キャナスタ・タンゴの動画を探していて偶然、トービル&ディーン組の動画を見つけ、二十数年ぶりに「ボレロ」を観た。あれは本当に衝撃的だったなぁ、芸術点が全員6点満点で・・・と感動に浸っていたが、このペアには他にも革命的なプログラムがあったりして、今さらながら興味深かった。

四大陸選手権も動画観戦したけど、空気の薄いところで心肺機能を酷使しながら試合していてなんだかかわいそうだったね、みんな・・・。

写真4枚目が今日の夕飯。昨日の残りのマッシュドポテトと、いったん冷凍庫に入れた残りの挽肉とで、シェパーズ・パイ。おいしかった。サラダは白菜とニンジンと大根。

そうそう、Kにはもう一つ面白いエピソードがあった。例の凍りついたアルテ・ドナウにスケートに行ったときのこと。出かけるときに「おとうさんも いくの」と聞くから、「そうだよ、今日はお父さんも一緒だよ」と言うと、「おとうさんは こないほうが いい」。なんでー、一緒の方が楽しいじゃん、と言っても納得しない。理由を聞くと、「うらやましいから」。「?」と思ったが、わかった。うちでスケート靴を持っていないのはAだけである。スケート場なら貸し靴があるけど、アルテ・ドナウには貸し靴はない。だからAは今日は同行するだけで、滑ることができなくて「きっと僕たちのことがうらやましくなる」というのだ。Aが「いいんだよ、クラウスも小さくて滑れないからクラウスの相手もしてやれるし」と言って事なきを得たけど、そんな心配までできるようになったか。