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風水アドバイス -うちの場合

2004年10月7日 (木)
 
家を建てるにあたって、風水アドバイザーにアドバイスを頼んだ。

今ある家に「建て増し」という形で建てる為、建築法にひっかからないぎりぎりの線で建てるので、L字型の下線と縦線の一部の形、という変形型が我が家の家の形となる。更地で四角く家が建てられるのならまだ良かったんだろうけども、こういう変形に風水をあてはめるので、そんなに全部風水に凝らなくても、、、ともともと思っていた私には、無駄な空間、中途半端な空間、そして歯噛みしたくなる空間、、、と泣きたくなる事が多々、、、。「建て増し」という性格上、一部は隣の家とつながっている部分なのでそこは窓を設ける事が出来ず、壁をぬりつぶすのみ、という条件つき。つまり、トイレやらお風呂場がその場所には造れない。
が、アドバイザーの言う事は興味深くておもしろかった。

まず彼女のアドバイスは敷地の水脈を小さな器材で測って割り出す事から始まった。それを図面上に描いてくれ、先々、この水脈の上には電気関係のものを敷かない、おいてはいけない、、、との事。
そして玄関の位置。
L字型の縦線の上部分が今ある家で、そちらが道に面している。つまり敷地としての玄関口は古い方の家側にある。
家の玄関は「気」の通りがいい側にすべきだ、との事から、初めは私達の家の玄関はL字型の横線部分の真ん中に造るつもりでいた。その方が庭からの新鮮な「気」を取り込むからいいだろう、と。が、この敷地にはL字の角の少し斜め下辺りに、ガレージがあって物置小屋となっている。新しく家を建てると、このガレージと家の間が大人一人通れる程の狭さなのだ。アドバイザー曰く、「気」は人と同じく玄関を通ってくるもの、つまり道に面した玄関口から通り抜けてくるものだから、このガレージと家の間を通り抜けてくる際に、大分「気」のパワーが少なく弱くなるので、出来ればL字型の横線の左端部分に新しい家の玄関を造るべきだ、と。・・・という事で、我が家の玄関の位置が決定。

風水の基本として、空間を9つに区切って、それぞれ家族運・仕事運・愛情運・・・と割り当て、各空間を何の部屋にするか、、、を考える。これは本で読んで知っていたので特に問題は無かった。が、階段やトイレの位置が問題。玄関を入ってすぐにこれらがあると、玄関から入ってきた「気」がすぐに出て行くのでよろしくない、という訳で、皆で頭をひねるひねる。結局、トイレ関係は地下室と二階に作る事になり、階段もアドバイザーがOKを出す位置に造る事が出来た。

新しい家を建てるにあたって、全体の敷地の中心あたりにあったプルーンの老木を伐り倒す事になった。この木がL字型の横線のほぼ真ん中あたりに位置しているから。
で、アドバイザー曰く、この木は全体の敷地のほぼ中心に位置している木で、ここに住んできた人々の様々な感情を受け入れてきた大切な場所。これを根こそぎ取ってぽっかり空いたところに今後住む私達の色んな想いを入れていく場所になる事から、私達にとっても大切な場所になるので、この場所には私達家族=二つの文化の融合となる様な空間にすべきだ、と。とりわけ、異文化の中に飛び込んで来た私にとって、ここを中心にこの国に根を張るつもりで、私にとっての安らぎの空間を考える様に、と。
・・・こう言われると、選択は一つ。「日本間=畳の部屋」。

以前の日記にも書いたけど、私達の家は建て増し、という形で建てる為、通りからは一部しか見えない変形建物。主従でいえば「従」にあたるわけで、通行人には「あ、建て増しね」で終わってしまい、人からの「気」を集めない建物。中に住む人間にとってもそれは良くないので、「主」の建物に負けない様に、通行人の注目を惹く工夫を建物の外側に施す様に、との事。
で、結局私達は、外壁の一部に飾りを置く事にした。

風水はもともと、「調和」という点に重点をおくもので、尖ったものを避ける様に言っている。
という事で、窓やらドアを四角いものではなく、四角の上辺に半円が載った形にした。もともとこれは私が台所と居間の間をこの形にしたかったものなので、調和、という事で、一つだけではなく、その周辺の窓やドアを全部この形に統一する事にした。

風水アドバイス、うちの場合は、変形建物にどう風水をあてはめていくか、そして異文化の融合、という二点がメインでした。