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3歳までは?

2005年4月15日 (金)
 
うちの娘も2歳5ヶ月を過ぎて、そろそろ周囲がナースリー(就学前の幼稚園制度)という言葉を口にするようになった。私立のナースリーは2歳半から受け入れている所もあるので、私が預ける気にさえなれば、週2回から3回、午前中か午後どちらかに行かせる事もできるのだ。
でも私は正直な気持ち、3歳過ぎてからでもいいかなーと思っている。私は専業主婦で、特に時間に追われているわけでもないし、彼女が3歳になるまでは母子の蜜月をすごしてもいいのではないか、と・・・。

イギリスでは小さい子供を持つ両親へのサポートも各種あり、妊娠中または新生児をもつ母親が集まっておしゃべりするコーヒーモーニングから、ベイビーマッサージの講習会、少し大きくなると、地域のコミュニティーセンターで行われるトドラーズグループなど、その気になれば子供をつれて参加できる催し物が(有料、無料で)毎日でも行われているのだ。

でも私はあまりこういうものには積極的に参加してこなかった。いや、正直言うと参加したことはあるのだが長続きしなかったのだ。

7年間イギリスで暮らしてきた私の出した結論だが、ローカルで生まれ育ったイギリス人は、大概にして(私のように見かけもアクセントもという)外国人には興味がない。もう少しつっこんで言うと、自分の言っていることが理解されないだろう(そして相手の言うことも自分には理解できないだろう)と思っている。決して積極的ないじめ、という行動にはでないが、友達になりたいとは思わない。外国人に自分から話しかけてくるような人は、かなり乱暴な分け方をすると、

1 熱心なクリスチャンやボランティアなど、何らかの理由で善行を施すのを使命としている人
2 老人
3 自分も外国人

という風にカテゴライズされるのではないだろうか。(まあ他に、東洋女性に憧れを抱く時代錯誤的イギリス人男性、というのもいるが、これは上記に比べてかなりの少数派なので数にいれない。)

私の住んでいる地域での、前述のような集まりでは1と3に属する人はあまり見当たらず(小さい子をもつ集まりなので当然2の類の人も)、結果として私はそういうグループに参加しては、誰とも挨拶以外には言葉を交わさずに帰ってくる、ということが往々にしてあった。もちろん自分から誰かに話しかけようと努力したこともあったが、話しかけられて戸惑っている相手の表情や、その後の会話の短さをこう何度も体験すると、努力の決意も萎えようと言うものである。

そういった経緯があって、今までは現地の子供同士の社交の場に娘を連れて行くことも1ヶ月に2,3回という程度であったが(日本人親子の集まりには毎週行っているが、娘にとっては少々退屈らしい)、ふと思いついて、近くの「タンブルトッツ」に連れて行くことにした。これは一クラス45分間で、跳び箱、平均台、のぼり棒、滑り台などたくさんの器具を使って、子供が体を動かすことによって平衡感覚を養い、また達成感から子供が自信を持つようになる事を目的とする体育プログラムなのだ。

今日がトライアルの日であったが結果は大当たり。行動的で気が強い娘は、最初から大乗り気で、一つ一つの課題に喜んで挑戦していた。
普段連れて行くトドラーズグループでは、大人同士のおしゃべりに夢中で子供をみていない親または保護者が多く、野放しにされた乱暴な子供と娘との間にトラブルが起きることもある。加えて前述のような理由から私もへこむことが多いのだが、タンブルトッツでは、母親一人一人が自分の子供についてサポートしなくてはならないので、私も他の子に気を使ったり疎外感を味わう暇もなく、久しぶりに楽しい気分を味わうことができた。インストラクターの女性たちも、とても明るく優しく指導をしてくれて、子供たちへの励ましの声が耳に心地よい。
決して安いとはいえない費用だが、親子ともどもこんなにすがすがしくよい気持ちにさせてくれるなら、来週からもがんばって続けようと思っている。

3歳まではとりあえず、これでいいんじゃないかな・・・。