「ドイツパン」と一言に言っても。。

2005年8月28日 (日)
 
ザワータイクのスターター‘アンシュテルグート’を無事に起こせたら、いよいよパン作りに入ります。

「パンの国・ドイツ」と言うのは、前回の日記に書きました。ドイツでは、ヴァイツェン(小麦)・ロゲン(ライ麦)・ディンケル(スペルト小麦)を用途に合わせて色々な粗さで挽いて使用します。
地方色とこれらの粉がプラスされ、多様な種類のパンが出来上がる事になります。
種類がとにかく豊富なドイツパン、呼び名がとても気になってしまいます。
今回は俗に言う「ライ麦パン」の種類に付いて。

≪サワー種(ザワータイク)≫
ライ麦パンを作る際、欠かせないのがサワー生地。サワー種は、ライ麦・水・大気から作られた天然酵母。長い時間をかけ熟成されたものが、美味しいライ麦パンの味を作ります。
「ある期間以上のものは作り直す」と言われたりもしますが、ドイツでは戦前からのザワータイクを掛け継ぎしているパン屋さんもあるそうです。

≪ブロート(Brot)・ブレェーチェン(Broetchen)≫
これはよく耳にする言葉だと思います。ドイツパンを大別すると、500g以上のパンをブロート,500g以下のパンをブレェーチェンと呼びます。

≪ライ麦パンの種類≫
一概に「ライ麦パン」と言っても、ライ麦の比率で呼び名も変わってきます。

ロゲンブロート(ライ麦パン:ライ麦100%)
       ↓
ロゲンミッシュブロート(ライ麦混合パン:90%~60%)
       ↓
ミッシュブロート(混合パン:50%)
       ↓
ヴァイツェンミッシュブロート(小麦混合パン:40%~10%)
       ↓
ヴァイツェンブロート(小麦パン:10%)

(※)スターターのライ麦も含まれます。       

≪ライ麦パンの特徴≫
ライ麦の比率が高くなればなるほど、パンの色が濃くなります。酸味が強くなる・栄養価が高くなる・保存性が高くなる、など。

≪保存について≫
スライスせずに固まりのまま常温保存し、食べる量だけスライスするのがベスト。これはスライスした箇所から乾燥しだし、老化につながる為です。
長期保存の場合は、スライスして冷凍保存。食べる時は自然解凍or冷凍したままトースターで温める。温め直す場合、間違ってもこんがりトーストはしないこと。温め直す程度に。

≪スライス≫
ライ麦の比率が多くなればなるほど、スライスの厚さを薄くします。ロゲンブロートは5mm厚、ヴァイツェンミッシュブロートは厚1cm弱。バターを塗り、チーズ・ハム・野菜・ピクルスをトッピングし、塩・胡椒で味を整えて食べるのがドイツ流と聞いた事があるのですが、私はクリーミーなチーズ・アボカド・チーズ・プロシュートをトッピングして、レモンを絞る食べ方が好きです。



‘TASHA TUDOR(写真④)’
私の好きなターシャ・テューダー。彼女の暮らしは、田舎暮らしを希望している私にとって、とても魅力のあるものです。沢山の植物に囲まれて、なんでも手作り。
「昔ながら」を大切にする彼女は、世界中で愛されています。
生まれた時から「便利な時代」で暮らしている私、もちろんここまで徹底するのは到底無理です。ものに感謝し、自然に感謝する彼女を、少しでも見習いたいと思います。
近々BS-hiで彼女の特集があるので、楽しみだったりしています!

‘Newton(写真⑤)’
もう一つ私の好きなもの。サイエンス・マガジンですが、生命の起源やそれに宇宙!
私の好きな事ばかり載っていて、これもほんとに楽しいです。


皆様へ、応援有り難うございました!昨日の面接で、見事採用決定です!
最初はデコやなんかから。早く生地を触らせてもらえるように、張り切って頑張ります!


台風も去って、今日もとっても良い天気!滋賀の従姉妹が「楽しい毎日」を過ごせますように。。

引用レシピ