バレンタインに❤【鉄板】ハートのマカロン

《工程(1)～(8)》は印刷用のハートの型紙です。
レシピとコツは《工程(10)》より記載しています。

最初に妙な図形から入りましたが、よろしかったら『型紙』で使って下さい。
印刷しやすいように最初にもってきました。

ではレシピに入ります。
レシピ自体はID870749『絶対に失敗のないマカロン』に詳しく記載してますので簡単に書きます。

《ID870749/工程(8)～(18)》の要領で《卵白》を用意しておき、キッチリ計量しておく。

ID3032318です。
15分で誰でも簡単に出来ますので是非この方法で『サラサラの卵白』をご使用下さい。

『サラサラの卵白を使用する理由』は《工程(66)》に記載しています。
出来るだけ『お水に近い状態の卵白』を使用して下さい

レシピの%を参考に他の粉類の計量をキッチリ行って下さい。
*繊細なので、けして甘みの好みで糖類の増減を行わないで下さい。

《卵白》に《グラニュー糖》を少しずつ入れて、角が立つまでしっかり泡立てる。

(17)はボールを逆さにしても落ちないほど『しっかり安定したメレンゲ』を作って下さい。

小さいお菓子ですが《卵白の泡立て》は絶対にバカにしないでキッチリとやって下さい。
この泡立ても出来上がりを左右します。

(20)は『ヘラで切る』と『ボールの底から大きく混ぜる』を繰り返して捏ねない様にサックリ混ぜます。

(21)を『マカロナージュ』する。
慣れてない方は生地が扱いやすいように『少し控えめマカロナージュ』をして下さい。

私はヘラの平らな面で(21)の生地を『ボールの底から上に沿って押し付けるように手を動かして』気泡を潰し(整え)ます。

『マカロナージュ』ができました^^
これを今回はハート型にするので『直径5～8mmの口金』を着けた絞り袋に入れます。

私は直径1cmの口金を使っていますが…
これでは生地が扱い難い方が多いと思います。
慣れてない方は細い口金をお奨めします

ここから私の独断と偏見で(笑)ハート型のマカロンをカッコよく失敗なく作る方法を記載します。
慣れてる方はスルーを…

釣り糸使ったり、型を作ってみたり…
でもやっぱ今のところ、こうやって2つの形を絞るしか思いつきません><

皆さんがよくやっておられるのが、この様に『2つの楕円形を交差して絞る方法』だと思います。

ただこの方法は手軽なのですが、慣れてない方ですと、こんな「Ｖ」のマカロンが出来やすいと思います。
これでも良いのですが…

それに近づく為に、私はいつも画像の様な『雫形』を少しだけ離して2つ絞り、ハート型を作ってます。
慣れたら型紙不要です。

しかしこの雫形も…
バランスによってすごくかっこ悪くなってしまいがちです。
是非『型紙どおりの雫形』を作って下さい。

『クッキー等の抜き型』で型どると…
マカロンは絞った後に広がるので、何だか丸くボヤけたハート型になってしまいます><

『印刷した型紙』を安定した場所に置いて、その上にオーブンシートを敷きます。

《(25)の生地》を、矢印のように雫形に絞る。
*左右はやりやすい方を先に絞って下さい。

絞る度に『矢印が身体の中心を指す様に』身体の向きを変えて下さい。
絞り袋は垂直に立てて利き手で絞って片方の手はそえます。

【補足】
生地を少しずつ絞り袋に入れた方が、最初はやり易く失敗が少ないです。

(40)では『矢印の先』の部分が『生地が絞り袋から出ようとして』止まらないと思います。

その余力の生地は…
自然に『赤矢印の方向』に折って流します。

もう1つの方法を追記させて頂きます。
細い口金で『★印』からスタートして『雫形にそって』生地を絞ります。

もう片方の雫形も(45)と同様にします。
左右はやりやすい方からして下さい。

次に《工程(40)》の要領で『ピンクの雫形の位置』に生地を絞ります。

そしてこちらの方も4～5枚絞ったら生地が少し広がります。
乾かないうちに気に入らない部分を爪楊枝で調整します。

慣れだけです。
マカロン作りに慣れてない方は…
最初はハート型の前に丸いマカロンを1シート絞って生地に慣れて下さい。

生地を絞っていくうちに、絶対コツが自分なりにつかめてくると思います。
可愛いマカロンを想像しながら頑張って下さい^^

大量生産が多い私は生地を複数の絞り袋に分けて入れて密封して待機させています。
そして乾燥時間と焼成時間を逆算して絞ります

(52)を《160度》に設定したオーブンを《15分以上空運転》した後《1分》焼成する。
予熱終了時直ぐは温度低です。

10秒位オーブンのドアを開けて《130度》に設定し直し18分焼成する。

焼成し終えたら…
天板ごとそのままの状態で冷ませる。
そして《約20分》経過して粗熱がとれたら丁寧にシートから外します。

『正しい焼成の目安と状態』については…
『ID870749/工程(89)～(98)』に記載しています。

(57)でマカロンを丁寧にシートから外したら《ID1007123/ガナッシュ❤便利なチョコクリーム』を絞る。

フィリングは生地作りや焼成と同じ位に大事です。
こちらの方も是非目を通して『お好きな挟み方』で美味しく作って下さい^^

【保存】
フィリングを挟んだマカロンを《ID870749/工程(133)～(151)》の要領で『正しい方法』で保存する。

マカロンに『フィリングの風味と水分(特に大事)』がしっかり移って同化され、しっとり柔らかい食感になったら出来上がりです♡

金粉を少し飾ってみました。
ブラックココアが少量でも綺麗なブラウンの色を出してくれます^^

【サラサラ卵白の必要性】
マカロンだけでなく《卵白》が新鮮すぎると…
その弾力のせいでネチっとした嫌な食感になり易いです

《予め割って用意しておいた卵白》は…
日時が経過するのと共に『お水に近く粘度も低くサラッと』してきます。

私は結構『え～』って思われる位、常温に放置した物を使用しています。
不潔に感じるかもしれませんが、高温焼成の為大丈夫です

よく『ストック卵白』をされてる方がいらっしゃいますが…
冷凍保存しても、画像の様な《粘度の高い卵白》は意味がありません。

私は《(69)の卵白か市販の冷凍卵白》を使用します。
《市販の冷凍卵白》はとても便利です。

冬場は慣れれば乾燥時間もあわせて2時間で全部出来ます。
マカロンへの成功は『コツ』と『慣れ』だけです。

必ずID870749『絶対に失敗のないマカロン★』を繰り返し読んでから実践して下さい。
初めての方が沢山成功しています。

初心者の方の為の『基本的な説明』から中級者の方の為の『焼成トラブルetc対処法』を私の知識の範囲で記載させて頂いています