栗の渋皮煮の画像

Description

 頼むから煮てから最低1日は待ってください。おいておくほど煮汁が染みて美味しくなります。渋をしっかり抜いてあるので、シロップも楽しんでくださいね。

材料

1kg
小さじ1×4
砂糖
500~750g
ラム酒
50~75cc

作り方

  1. 1

    <1日目>鍋にたっぷりの湯を沸かす。栗を入れて火を止め、冷めるまで置いておく。時間がなければそのまま翌日へ。

  2. 2

    <1~2日目>鬼皮をむく。底を薄く削り取りながら、その端を包丁に引っ掛けて、引っ張ってはがす。渋皮を傷つけないように! たっぷりの熱湯(分量外)に重曹小さじ1を入れ、栗を入れて沸騰したら5分煮、そのまま一晩置く。

  3. 3

    <2~3日目>ゆで汁を捨て、栗の筋をざっととる。たっぷりの熱湯に重曹小さじ1を入れたもので煮立ったら弱火で5分ゆでる。これをあと2度繰り返す。次からは指の腹で栗の表面を優しくこすり洗いする。

  4. 4

    栗を1つずつ洗う。表面の筋は竹串などを使って丁寧にとり、綺麗にする。もう一度水にさらして、静かに水切りする。終始優しく丁寧に扱うこと。

  5. 5

    砂糖の半量と水2カップを煮立てる。静かに栗を入れてかぶる程度に水を足し、落し蓋をして煮る。

  6. 6

    20分ほど煮たら残りの砂糖を加えて、栗が柔らかくなるまで更に煮込む。足りなくなったら水を加える。

  7. 7

    好みの甘さと柔らかさになったらラム酒を加え、1~2分、弱火で煮て火を止め、熱いうちに保存容器に入れて煮汁を注ぎ、冷まして冷蔵庫で保存する。

  8. 8

     常温保存の場合は脱気。煮汁は栗が完全に浸かるより多め(数日で栗が煮汁を吸うので)。砂糖の濃度も高く作ること。

  9. 9

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    <使い道其の一>渋皮煮モンブラン。レシピID: 161158
     

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    <使い道其のニ>モンブランで余ったクリームか、崩れた栗を使用して、生チョコ風。詳しくはモンブランレシピにくっつけた、「崩れた栗の渋皮煮は」のメモに。

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    <使い道其の三>和菓子の餡がわりに。裏ごして、煮詰めたシロップ少量とあわせる。写真左下は、中に渋皮煮を入れ、渋皮餡で包んだおはぎ。大福とか、練りきりのようなものも美味しく作れます。

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    <使い道其の四>煮汁も利用。餡子を炊いたり、牛乳に入れて飲んだり、煮詰めて栗のお菓子の艶出しやヨーグルトにかけたり。

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    ヒヤシンスさんが作ってくださいました。……常々思うのですが、私のレシピで作られる皆さん、私よりずっとお上手に作られますよね(^^;。実に綺麗でお洒落な映像です。

コツ・ポイント

 鬼皮を剥く時渋皮を傷つけるとぼろぼろ崩れます。洗う時は指の腹で優しく。でも崩れて出来上がった渋皮煮は丸のままより美味い! お菓子に使ってください。長期保存の場合は砂糖多めで煮、完全密封瓶に入れ、脱気して、シロップに完全に栗がひたる状態に。

このレシピの生い立ち

 栄養士の先生に教えていただいたレシピをこねくり手直したもの。
 2010年9月、手順で水が抜けてたので書き足しました。
レシピID : 160213 公開日 : 04/09/14 更新日 : 10/09/28

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

3 (3人)
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cureo
初の渋皮煮。手間がかかった分、美味しさ倍増♪大人のおやつですね!

 艶っと綺麗ですね! お皿も素敵。有難うございます♪

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ミモザパンチ
渋が綺麗に取れるから、毎年お世話になってます!今年も上出来です。

 つるぴかな仕上がりで美しい! 有難うございます♪

初れぽ
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ヒヤシンス
今年もお世話になりました♪栗仕事、今年はあと何回するかな~?^^

 艶々と綺麗で美味しそうです~! 有難うございます♪