昭和のマカロン?✿カルメラ焼き✿の画像

Description

成功すれば感動もの!詳しいコツ&考察付きです。春休み、夏休みなどお子様と一緒に是非♡自由研究にもお勧めです。

材料 (お玉の大きさのカルメラ焼き3個分)

<重曹ペースト>
小さじ1
小さじ2
上白糖
ひとつまみ
<カルメラ>
ざらめ
大さじ6(1個当たり大さじ2)
60㏄位(1個当たり大さじ1強)
<必要な道具>
温度計(130度まで計れるもの)
1個
おたま
1個
おたま置きスタンド(あれば便利)
1台
蒸れ布巾
1枚
割り箸
1膳
取り皿
1皿
ガスコンロ(カセットコンロ)※IHではできません

作り方

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    材料をそろえる。

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    小さめの容器に、小さじ1の卵白を溶きほぐし、小さじ2の重曹を加えてよく練り、ひとつまみの砂糖を加え混ぜ、3等分しておく。

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    お玉に大さじ2のざらめと、ザラメが浸る位の水を入れる。

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    ガスを点火し、お玉の底を近づけて、かき混ぜながら加熱し、ザラメを溶かす。同時に温度も計る。

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    100度を超えたら弱火にして、125度になるまで、更に加熱を続ける。

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    125度になったら火から下ろし、10秒位放置。その間に、3等分しておいた重曹ペーストを、割箸につける。

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    割り箸で重曹ペーストを押しつぶすようにシャカシャカと混ぜる。状態にもよりますが混ぜる時間は15秒位。

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    底の方が固まってきて、全体が白っぽくクリーム色になってきたら混ぜるのをやめて、割箸を抜き、膨れるのを待つ。

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    成功すると、10秒位かけて、どんどん膨れて、ひびが入ってくる。

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    膨らむのがとまったら、お玉の底を濡れ布巾をあててしっかり冷やした後、弱火でお玉の底を軽く温める。

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    カルメラ焼きの縁の部分が少し溶け外れそうであれば、火から下ろして、お玉を傾け、カルメラ焼きを取り出す。

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    <断面の様子>膨れたカルメラ焼きには、沢山の穴ができ、サクサクです。

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    小さく砕くとコクあるキャラメルシュガー風になり美味色々使えます。勿論失敗したものも食感は違うものの味は同じ

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    13の砂糖を、温かい飲み物に入れると少し泡立ちます。そう、重曹が入っているからです。

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    ざらめを色つきの金平糖に代えると、カラフル?なカルメラ焼きも出来ます。

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    重曹に卵白を加えるのは、卵白のたんぱく質が熱で固まる性質を利用するためで、これにより二酸化炭素の逃げ道をなくす効果が。

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    125度まで煮詰める理由は、砂糖に粘りを出すためで、発生した二酸化炭素が逃げにくくなる。

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    <考察>125度の砂糖液に入れられた重曹ペーストは、重曹が熱分解されて、二酸化炭素を発生させる。

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    一方、砂糖液は加熱をやめてかき混ぜているうちに温度が下がり、表面から冷え固まっていき、砂糖の膜ができる。

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    発生した二酸化炭素は、卵白のたんぱく質が加熱で固まる性質と、砂糖の蓋で封じ込められた状態になる。

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    その結果、砂糖が結晶化して冷え固まってきた時に、沢山の空洞ができ、カルメラ独特のサクサクした食感になる。

コツ・ポイント

重曹ペーストを入れる時の温度、混ぜるのを止めるタイミングが一番のポイント。少し粘りが出て、クリーム状になるまで混ぜる。混ぜ過ぎても、膨らむ機会を逃し、膨らみませんので、此方も注意です。たとえ失敗しても、作る度にコツがわかってきます。

このレシピの生い立ち

以前UPしていたものを再度見直し、コツ等も詳細に記載しました。ネットや参考資料等も参考に、何度も失敗も成功もして、ベストな作り方を自分なりにまとめたものです。カルメラが膨らむ原理をおさえながら、ぜひ挑戦してみて下さい。
レシピID : 2450327 公開日 : 14/03/16 更新日 : 17/08/10

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

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初れぽ
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たかひろ☆彡
作り方が分かりやすくて、膨らんできた時には、娘が感激!懐かしい香りと味がしました。