玄米の炊き方(普通の鍋で今すぐ炊ける!)
Description
前もって水に浸しておく必要はありません。短時間にふっくらと柔らかく白米のように炊きあげることができます。この炊き方は秋田地方に江戸時代から伝えられてきた玄米の炊き方です。非常に簡単な炊き方です
材料
(2人分)
玄米
お好みの量(1合でお茶碗2杯ぐらいです)
水(1回目)
お米の1.2~1.5倍(お米が古いほど多くする)
水(2回目)
お米の0.8~1.2倍(柔らかくしたいほど多くする)
作り方
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1
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玄米は軽く洗って、水を入れます。前もって水に浸しておく必要はありません。今回は見栄えを考えて土鍋を使いましたが、ステンレスやホーローの普通のお鍋で問題なく炊けます。もちろん圧力鍋など必要ありません。
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2
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ふたをして火にかけます。最初から「強火」でかまいません。吹きこぼれてくるようでしたら、火を弱めて下さい。
15分~20分程度で水分が減って、香ばしいにおいがしてきます。こげていないか心配でしたら時々ふたを取って見て下さい。
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3
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こげ付くような「ピシッ、パシッ」という音がしてきたら、ふたを開けて、冷水を入れて下さい。水の分量は米の0.8~1.2倍程度。
柔らか炊きの場合は多めに、硬炊きの場合は少なめに入れて下さい。よくかき混ぜてふたをして、さらに煮立てます。
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4
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10分~15分で、ころあいを見て弱火にし、
火を止めたあとは、ふたをしたまましばらく蒸らして下さい。
蒸らす時間は5分程度でいいようです。
ふたを取ったらこのように全体によくかき混ぜて下さい。
お米本来の良い香りがしてきます。
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5
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お茶碗に盛りつけます。
さきほどの一合でこんなにたくさん炊けました。
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コツ・ポイント
びっくり水を入れるので、「びっくり炊き」とも言われます。思ったより絶対簡単で美味しく炊けます。
このレシピの生い立ち
廃品回収で見つけた戦時中の婦人雑誌『日本婦人』に掲載されていたレシピをもとに、水の量や時間を再調整しました。