やしょうまの画像

Description

【健康長寿発信レシピ】
信州の郷土食。お釈迦様が亡くなった日に当たる3月15日(旧暦2月15日)の行事食です。




材料 (4本分)

米の粉
1kg
砂糖
55g
大さじ1
熱湯
700~750cc
酒(手水)
100cc
ごま、ゆかりなど
大さじ1

作り方

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    米の粉、砂糖、塩をよく混ぜ、熱湯を少しずつ入れ湿らせる。

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    耳たぶくらいの硬さにこね、片手でちぎりながら、蒸気の上がった蒸し器で20分蒸かす。(蒸し布巾を敷く)

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    【名前の由来①】この形がやせた馬の背中に似ているから「やせうま」これがなまって「やしょうま」とも言われている

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    【名前の由来②】
    お釈迦様が亡くなる前にこれを食べて傍らにいた弟子の耶(やしょ)に「やしょ、うまかったぞ」と言ったとか。

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    蒸し布巾で包んだまま、水をはったボウルに入れて冷やし、水気を切り違うボウルに移す。

  6. 6

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    酒を手水にとりながら、力を入れてしっかりとこねる。
    (酒を加えることでツヤが出る。)

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    お好みでゆかり、ごまなど混ぜ入れ棒状にまとめ1㎝位の厚さに切る。

  8. 8

    写真

    色付けをして組み立てて模様にしてもキレイです。

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コツ・ポイント

3月15日(旧暦2月15日)はお釈迦様の亡くなった日、涅槃絵(ねはんえ)です。この日に米の粉で作った細長い団子「やしょうま」を作って仏壇に供えます。
信州では色をつけ生地を組み合わせ金太郎飴のように輪切りにして楽しみます。

このレシピの生い立ち

毎月開催される食生活改善推進協議会「伝達講習会」での毎年2月恒例の行事食。パズルのように組み合わせ「絵」にするワザはさすが食改さん!
レシピID : 3726240 公開日 : 16/03/03 更新日 : 16/03/07

このレシピの作者

長野県須坂市
長野県で最も要介護認定率の低い市が須坂市。秘訣は健康づくりへの地道な活動かもしれません。健康長寿を支える食事を、市民の皆さんが長年にわたり学び家庭から実践してきました。
お伝えするレシピは、見た目は普通の家庭料理ですが、健康長寿のヒントが隠されているかもしれません。健康長寿発信都市「須坂JAPAN」http://suzakajapan.city.suzaka.nagano.jp/index.php

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

3 (2人)
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やまるfarm
色付けは野菜パウダーで♬形が思い通りに行かなくて悔しい!またリベンジします。
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Mikcy☆
毎年、楽しみながら作っています!娘たちにも興味があったら、継承してくれたら嬉しいですね
初れぽ
写真
Mikcy☆
子どもの頃、家で作って貰ったやしょうまを思い出して作ってみました

とても上手ですね!伝統食が大事に受け継がれている事を感じます