江戸時代のスイーツ 甘さスッキリ冷卵羊羹

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Description

江戸の料理本から見つけた和風スイーツです。プリンの様ですが、牛乳不使用でさらっとした黒糖の甘さがやみつきになります。

材料 (2~4名分)

5個
1本(4g)
黒砂糖
100g
180㏄
適量
適量

作り方

  1. 1

    写真

    寒天を水につけて、ふやかします。

  2. 2

    写真

    生卵をよく溶きます。

  3. 3

    写真

    溶いた生卵を布でこします。

  4. 4

    黒砂糖と酒を入れ、溶かします。

  5. 5

    写真

    4を3に入れ、再びこします。

  6. 6

    写真

    鍋に寒天と水(180cc)を入れて煮とかします。

  7. 7

    写真

    6を布などでこし、再び鍋に入れて熱します。

  8. 8

    写真

    7の熱した寒天の中に、5の卵液を少しずつ入れます。

  9. 9

    写真

    全て入れ終えたら、水でといた片栗粉を鍋に入れてさっと混ぜ合わせます。

  10. 10

    鍋を火からあげ、中身を容器に入れます。

  11. 11

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    冷蔵庫で、2時間程度冷やします。

  12. 12

    【元文献の記述】
    是は 大角の 赤干藻一本を 水につけ ほとばかし

  13. 13

    【元文献の記述】
    鍋にいれ 水二合入レて 煎し
     布にて 一へん はやくこし 又鍋へ入レ あつくして 

  14. 14

    【元文献の記述】
    たまご十ウを わり込よくよくとき 是も布にてこし 

  15. 15

    【元文献の記述】
    扨右の中へ 黒砂糖を 五十匁 酒すこし入ル 是も布にてこし 

  16. 16

    【元文献の記述】
    此二色を かんてんの鍋の中へ入ル

  17. 17

    【元文献の記述】
    是もすこしづつ 小杓子にて そろそろと かきまわしかきまわし 入レるなり

  18. 18

    【元文献の記述】
    皆入レてより 又葛粉をすこし 水にてとき入レ 

  19. 19

    【元文献の記述】
    扨鍋をぬき 早く折敷にても うちあげ 平めに延し 入レ物ともに 水に入レ 冷し遣ふ 

コツ・ポイント

固く作りたい場合は寒天の量を増やします。原文では4・5と6・7の手順が前後しています。

このレシピの生い立ち

文献:『萬宝料理秘密箱』寛政7年(1795年)
制作:人文学オープンデータ共同利用センター
詳細:http://codh.rois.ac.jp/edo-cooking/tamago-hyakuchin/recipe/047.html.ja
レシピID : 4153357 公開日 : 16/11/24 更新日 : 17/06/15

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

5 (4人)
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しみずえみこ
黒糖プリンの味になりました。

ありがとうございます!綺麗ですね!

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ころばあちゃん
何か違う物が!質問;卵に完全に火を通してから固めるのでしょうか?

有難うございます。弱火で少し火入しますが加減が難しいです..

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ikeuchi
普通の寒天+粉ふるいで作成。やわらかく優しい甘さでした(^-^)

可愛く作っていただき、ありがとうございます!

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売間良子
すごい秘訣が分かりました!寒天と卵を混ぜた後火にかけることです!

ありがとうございます!なんと、そんな秘訣が...!