梅仕事☆ゆかりと梅酢と梅干との画像

Description

実母から受け継いだレシピと道具で作りました。塩分控えめ。ゆかりと梅酢も一緒に作ります。黄色く熟し始めた実がお店に並び始めたら、いよいよ梅仕事スタートです。2008.7.2。赤梅酢を使った生姜レシピを追加しました。

材料

3kg
梅用塩(塩分11%)
330g
2袋
赤しそ用塩
適量
消毒用焼酎
適量
重し 下漬け用
梅の重量の2倍
    本漬け用
梅の重量と同じ
 

作り方

  1. 1

    写真

    梅をたっぷりの水に4時間ほど浸してあくぬきします。
    (以前、一晩つけていたら、ぐちゃぐちゃになってしまって。
    その年の実の出来具合によると思うのでご注意。)  

  2. 2

    写真

    きれいな布巾などに焼酎をとり、漬ける容器(蓋つき、酸に強いホーローなど)、重し、落としふたなど拭いてよく乾かしておきます。梅は、水からあげて、水気を良く拭き、枝にくっついていたところにある黒いなり口を取ります。

  3. 3

    写真

    《下漬け》
    きれいにした容器に塩をふり、梅を一段に並べたら、軽く焼酎をふる。こうすると、次に塩をふったとき梅に塩がつきます。塩、梅、焼酎、塩、と重ねていきます。余った塩は梅の上に広げます。梅に降った雪景色です。

  4. 4

    写真

    落としふたをして重し(3kg×2=6kg)を乗せます。容器のふたをして、梅から水分(白梅酢)があがってくるのを待ちます。
    その年にもよりますが、大体4~5日です。それまで、毎日、容器をゆすって白梅酢をまわします。

  5. 5

    写真

    白梅酢が、あがってきました。いよいよ本漬けです。

  6. 6

    写真

    《本漬け》
    この頃、赤しそが店頭に並び始めます。葉が縮れていて、葉の裏が赤紫色のものを購入します。2束買いました。葉の部分だけ摘み取ります。2束で303gとれました。

  7. 7

    写真

    葉を、ざぶざぶと洗ったあと、ざるにあげて水分を切ります。葉を少しずつとって、塩(分量外)をふって始めは軽く、だんだん強くもんでいきます。
    紫色の水とアクである泡がでてきます。ぎゅーーと水分をしぼって別のきれいなボウルにいれていきます。

  8. 8

    写真

    下漬けした梅の上に広げます。容器ごとゆすって、赤い色を全体にひろげていきます。

  9. 9

    写真

    落としふたをして、重し(3kg)をのせます。赤くなーれ。おいしくなーれ。

  10. 10

    写真

    ふたをして、土用干しまで待ちます。実際、梅雨があけて、晴れの日が続きそうなときに干します。それまでは、時々容器を回してあげます。塩分が少ないので、カビがはえない様に注意。

  11. 11

    写真

    《土用干し》梅雨明け!土用干しを開始します。こんなに赤く染まりました。盆ざるに並べます。65粒ありました。

  12. 12

    写真

    赤しそは、軽くしぼって盆ざるに、ほぐしながら広げます。よーくほぐしてください。カラカラに干してミキサーなどで粉砕して「ゆかり」にします。

  13. 13

    写真

    よく陽のあたるところを探して干しましょう。 赤しそは、夕方には取り込みましょう。梅は、夜露にあてるので陽が落ちてからも、ちょっと出しておきます。そして、翌朝、干します。(メモ参照)

  14. 14

    写真

    梅と赤しそを取り出したあとの梅酢は、容器のまま陽に当てます。

  15. 15

    写真

    半日ほどたったら、こして、ビンにつめて梅酢の完成です。酢の物や炒め物などに活躍することになるのですが、まずは、土用干し後の梅を洗うのに使います。

  16. 16

    写真

    5日間干しました。梅の表面が乾いて、しわがよってきたら、土用干し、終了です。
     

  17. 17

    写真

    梅は、手順15の梅酢で、きれいなお箸を使って、軽く洗います。梅干もゆかりも保存容器は、きれいに洗って、よく乾かしてください。

  18. 18

    写真

    ゆかりは、71gできました。写真はミキサー前です。

  19. 19

    写真

    梅干、完成です。一連の梅仕事は、これにて終了。お疲れ様でした。

  20. 20

    写真

    梅酢を使って葉生姜を漬けてみます。
    こちらが葉生姜です。

  21. 21

    写真

    切り分けて洗い、よく水気をふき取ります。

  22. 22

    写真

    きれいに洗って水気をふき取ったビンに、食べる生姜の部分がすっぽり隠れるくらいの梅酢をいれます。
    赤!見事な赤い梅酢でございます。

  23. 23

    写真

  24. 24

    手順23:
    漬けたところ。冷蔵庫で保存してください。お好みの漬かりどころで、ぽりぽりどうぞ。
    食卓にビンごと出して、食卓のグリーンにいかがですか?赤、白、緑。イタリアン?クリスマス?

コツ・ポイント

手順13について。梅は、夜露にあてると梅の皮がしっとりして、ちょっとぷくっ。そして、翌日乾燥させると、表面にしわがよります。それを繰り返すことで、しわがよっていても、中はしっとりの梅干になります。赤しそは、夕方には取り込んで湿気させないように。
干す前に、きれいなお箸で梅と赤しそをひっくり返しておきます。
雨の気配がしたら、赤しそも梅も速攻取り込む!この時期、遠出は禁物です・・・。

このレシピの生い立ち

数年前から、実母に教わりながら作っていましたが、実母は「今年はもう、歳だから作らないわ」と道具を受け継いで、独り立ちしました。完成品を食べてもらって「OK」がでたので、レシピアップしました。
来年は、母が配っていたお友達のところにも「納入」することになりそうです。
レシピID : 432913 公開日 : 07/09/21 更新日 : 08/07/02

つくれぽ みんなのつくりましたフォトレポート

2 (2人)
写真
すなねこ
干す前の梅。かっかわいい!自分で作ると愛着がー食べるのたのしみ♪

良い色!おいしく干してくださいませ。本当にありがとう。

初れぽ
写真
うーしゃ
初めて作りました!!おいしい梅が出来ました~~☆

早っ!おいしそう!良い色ですね。感激~ありがとうございます