本当の 美味しい ご飯 の 炊き方
作り方
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まずは、美味しいご飯の説明から始めます。今回は米の種類による味は考えずに多くの日本米に当てはまる話をします。
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美味しいご飯とは、粒がキリっと立って適切な水分が含まれて炊かれている状態のご飯です。
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パサパサでもなく、べちょべちょでもなく、外はスッキリ、中はふっくらした状態です。この状態で炊けるご飯を今回は目指します。
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べちょべちょにならない為には研ぎ方が重要になります。また、パサパサにならない為には水分量をしっかりと守る事が大切です。
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2つあるポイントのでも特に重要なのは研ぎ方です。水分量は昨今の炊飯器の性能からして量さえ守れば気にする必要はありません。
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そこで、べちょべちょにならない為の研ぎ方ですが、まずどうしてべちょべちょになるのかを説明します。
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べちょべちょになるのは、炊く時の水にお米の小さな粒が含まれて、糊の状態になってご飯にからみつくからです。
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つまり、この小さな米の粒、ぬかとも呼ばれていますが、これを綺麗に取り除く事が大切です。
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また、研ぐ時に力を入れすぎて米を壊してしまうと、キリッとした炊きあがりになりません。これも大切なことです。
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説明が長くなりましたが、以上をふまえて、本当の美味しいご飯 の 炊き方を説明します。
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炊飯器の釜に米を入れます。今回は1合でしますが、お好みの量を入れてください。
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そこにたっぷりと水を入れ、軽くかき混ぜてから水を捨てます。
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水は米がギリギリ隠れる程度だけ残してください。この水の量で米を研ぎます。
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米を研ぐ前に注意点があります。まず米に強い力を与えないでください。米が欠けて食感の悪いご飯になってしまいます。
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また、欠けた小さな粒は水を糊状にし、べちゃべちゃなご飯にしてしまいます。もみ込むように研ぐなどは御法度です。
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ではどのように研ぐのか?米どうしを軽くこすり合わせて研ぎます。まず、米の中に片手の指先4本を入れます。
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そのまま手を左右に振り、シャカシャカと音がなるように研ぎます。米全体が動いて、米どうしが軽くこすり合うようにしてください
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力を入れすぎて米を欠けさせてはいけません。30秒ほど続けて水が濃く白く濁れば研ぎは終了です。たったこれだけで大丈夫です。
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次は水を入れ替えて透き通らせます。最初にも書きましたが、べちょべちょになるのは米の小さな粒が水に含まれているのが原因です
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そこで、水の中から徹底的にこの小さな粒を取り除きます。まず水をたっぷりと入れ軽くかき混ぜます。すると水全体が濁ります。
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濁っているのは、米の小さな粒が水の中に入ってるからです。これを捨てます。また水を入れ、軽く混ぜてから捨てます。
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4回ほど続けると、写真のように水が4合目くらいまで入ってるにもかかわらず、とても透き通ります。
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研ぎに30秒、水の入れ替えはしっかりと、合計1分程の短い時間でするのが肝心です。後は適切な水の量を入れ炊飯器で炊きます。
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炊けたら、空気を入れるように軽くほぐして完成です。
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キリっとしていて、ふっくらしている、本当の美味しいご飯をお召し上がりください。
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