1.
■大豆水煮作り■
今回、レシピで使う大豆水煮の約2倍量を作る。
洗った乾燥大豆80gをたっぷりの水に一晩浸す。
2.
翌朝、市販の水煮の柔らかさに大豆を煮る。圧力鍋の場合、圧が上がったら弱火で約10~12分加熱。圧が下がるまで放置する。
3.
ざるにあげた時、乾燥大豆の約2.6倍の約200g。うち100gをレシピで使用。煮汁は餡・生地作りで使う分を取っておく。
4.
■大豆餡作り■
フードブロセッサーに材料①を入れ撹拌する。壁についた分を混ぜつつ、合計30秒程かけて滑らかにする。
5.
鍋orフライパンに手順4と材料②を入れ弱火にかける。混ぜながら水分を飛ばす。
*IHコンロ使用
6.
約5分後、ぽてっと落とした跡が消えなくなったらバターを加え、全体を混ぜる。
7.
落とした跡がゆっくり消える位で火を止める。
*この時はゆるくてもバター効果も手伝い、冷めると柔らかめの餡になる。
8.
器にうつし、熱を取る。出来上がりの餡は約120g。乾燥したら表面がかたくなるので、あら熱が取れたらラップをする。
9.
■大福生地を貼りつけるものを用意■
今回、豆乳のパックの裏を使用。パックを解体して、上下を切り・・・
10.
4面のうち2面を残して切る。下にそれより大き目のクッキングシートを用意する。
11.
■大福の生地作り■
大き目の耐熱ボールに材料③を入れ、ボールの外側をトントン叩いて全体を混ぜる。
12.
手順11の粉類に、合わせた材料④を一気入れ、箸でグルグル混ぜる。レンジ600wで2分加熱する。
13.
加熱後、餅状態になった生地を箸で混ぜる。ボールの壁についた分も合わせて一塊にする。
14.
用意した手順10のパック上に手順13をのせ・・・
15.
スプーンの背などを使い、パック上に貼り付けるイメージで広げる。この時はムラがあっても、パック全体に広がればOK
16.
生地にラップをかぶせ、麺棒でできるだけ均一な状態にする。麺棒はころがすのではなく、版画を摺るようにして使う。
17.
熱が取れたらラップを外し、生地を包丁で6等分する。
*触っているうちに変形するので、厳密な正方形でなくて良い。
18.
パックから生地を剥がし裏表反対にしてシートに並べる。表面にオオバコをはけで薄くつける(一般的な大福の片栗粉代わり)。
19.
■餡を生地で包む■
冷めた餡を約20gずつ6個に丸める。
20.
手順18を裏表反対にし(最初に上だった面を上にし)、丸めた餡をのせる。生地を餡に被せ・・・
21.
生地を伸ばす→つまむ→くっつける、で餡を包む。オオバコがついてない部分はべたつくので、それを糊にする感じで。
22.
掌にのせ、大福らしく丸みが出るよう形を整える。大きさ比較は大さじ。
24.
生地は少し弾力がありますが、全体的に柔らかめの仕上がり。使用量が少ない事もありますが、大豆粉のクセは気になりません。
25.
断面。大豆の煮汁を使う事でエリスリトールの量が減らせたので、特有のひんやり感はありません。
27.
■使用した材料■
*大豆粉(オーストラリア産):パイオニア企画
*バター:雪印
*豆乳:スジャータ
28.
*オオバコ(サイリウム、プランタゴ・オバタ種子):井藤漢方
1日8gを1~2回を目安に飲み物に混ぜ摂取するもの。
29.
*エリスリトール顆粒:浅田飴(レシピを砂糖で代用するなら3倍の約25gが目安。血糖値に影響しないので糖質計算に含まず)
30.
■以下補足■
*エリスリトール顆粒を大量に使うと食感が悪くなるので、餡には豆の煮汁を併用、エリスリトールを減らしました。
31.
*身近な物で試した結果、手順15は豆乳900mlパック裏の素材とサイズが作業し易かったです。なければ平らな皿でも。
32.
*生地は伸縮性に富んで柔らかく、オオバコをつけていない部分はべたつきます。生地を置いて餡を包んだ後で形を整えて下さい。
33.
*表面につけたオオバコは出来立てはサラサラですが、時間が経つと生地になじみ、手に取ると少しベタつきます。
34.
*表面がベタつく欠点はありますが、冷蔵庫で冷やして食べても美味しいです。
*所々、オオバコのシャリっと食感あり。
35.
手順18でオオバコを表面に塗らなければ、弾力のない、非常に生地の柔らかな大福になります。好みでお試し下さい。
36.
*豆を煮た汁の糖質・カロリーは不明のため、計算に含みませんでしたが、甘みがあるので多少糖質等含まれると思われます。