ローストチキンというと身構えてしまいがちですが、手順はとても簡単です。しかしゴチソウ感があり、ついついリピートし過ぎてしまうほど。小さいサイズの鶏を使えば、大人数ではなくても大丈夫。豪快で単純なこの料理、男性も喜んで作ってくれます!
コツ、ポイント
改訂版レシピをブログに掲載しています→ http://inoui.seesaa.net/article/135196670.html
ローストされた野菜は美味です。栄養面も考えて是非!鶏のサイズは人数に応じて。1.5kgで約3,4人分です
1.
鶏は水で洗ってから、常温に戻します。たこ糸は、あらかじめ必要な長さ分カット。玉ねぎは、皮を剥いて1・5cmほどの輪切りにし、洗ったセロリと共にチキンを入れる耐熱容器に敷きます。深めの天板などだと楽ですが、パイ皿でもチキンが収まれば平気ですよ。
2.
もし野菜も一緒にローストしたいのでしたら、この時点で洗ってカットしておきましょう。参考に・・・ジャガイモ、サツマイモ、人参、インゲン、ラディッキオ、ピーマン(緑、赤、黄、オレンジ・・・)、フェンネル(ういきょう)、剥き栗、イチジクなどなど・・・。
3.
マッシュルームは、汚れを軽く拭き取っておきます。レモンの表面を塩でガシガシ洗い、手の平を使って中をジュース状にするためゴロゴロ転がします。
4.
塩・こしょうは皿に入れ、混ぜ合わせます。ローズマリーなど、お好みの乾燥ハーブ類を加えても。まずは、鶏を引っくり返して背の方から刷り込み始めます。この時に、モモ寄りの背肉部分や手羽にも刷り込むといいですよ。
5.
次に、脚と胸全体。胸肉は皮の下まで刷り込みます。結構やぶけません。手が小さい方なら、奥まで届いてやりやすいでしょうね。
6.
ここで、オーブンを170℃に余熱開始します。
7.
続いて詰め物。まず手順3のマッシュルーム、そしてニンニクを丸ごと!詰めます。ニンニクは、1つずつほぐしたり叩いて少しつぶすとより風味が濃くなります。
8.
最後に包丁で切れ込みを入れたレモンを蓋代わりにギューッと押し入れます。その他香りのいいお野菜やハーブ、お好きな物をどんどん詰めてみて下さい。糸で脚を胸の上で縛り、オリーヴオイルを垂らします。
10.
20分ほど焼いたら、手順2の野菜達にオリーヴオイル+塩・こしょうをまぶした物を周りに散らします。再びオーブンへ戻し、焼き上げます。
11.
日本のオーブンは小さいので、表面が焦げやすい場合があります。早い段階でアルミホイルなどで覆うなど、対策を!
12.
出来あがりです。我が家のオーブンでは、大体1・5kgの小さな鶏でも1時間以上かかります。様子を見ながら焼き上げて下さい。表面に、底にたまった肉汁を垂らせば照りが出て更に美味しそうに。
13.
残った骨は捨てずに、人参、玉ねぎ、その他香味野菜、ハーブや黒こしょうなどのスパイスと共にたっぷりの水を加えて大きな鍋で煮込みます(コトコト数時間)。冷めたら冷蔵庫へ・・・一晩おき、表面の脂を固めます。漉して、自家製チキンストックの出来あがりです。
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