昔の「カムイ外伝」という白土三平のマンガで「やたら漬け」といいお盆のお供え物が川に流されたものを拾って作っているのが出ていたので一度作ってみたかったのです。夏野菜が一杯入るので、なた豆が手に入らなくてもいいと思います。
コツ、ポイント
出来るだけ7種類の野菜をそろえること。「七福神」ですから。
同じくらいの大きさのいちょう切りにすること。
塩漬けのときの塩分の濃度は野菜をきちんと計って計算すること。
このレシピの生い立ち
珍しい「なた豆」を頂いたのがきっかけ。
1.
なた豆をたくさん頂いたので、それに見合った材料をそろえました。冷蔵庫にあったものやら買ってきてそろえたものやら。(家庭菜園で巨大化したきゅうりもあります。)分量は全部アバウトです。後で塩の分量だけは量って計算します。
2.
なた豆の切り口はこんな風になっています。こうなると熟しすぎです。切るときにあまりに固いのは筋っぽいので避けて、若いのを薄く切ります。
3.
巨大きゅうりは皮が固いかも知れないと思ってピーラーで皮を一部取り、種を取りました。いちょう切りにしました。
5.
そのほかの野菜は全部薄いいちょう切りにします。なすが一番あくが出るので最後に切りました。
全部切ってから重さを量ります。
6.
野菜の重さの4~5%の塩を計ります。この場合野菜が2kg強あったので塩はこのくらい。
7.
大きなボールに入れて(この場合簡易漬物器に入らないくらい多かったので)重石をします。
(このボールは直径が小さかったので後で広いのに取り替えました)
8.
3時間位するとかなり水が出てきます。この場合650ccも出ました。そのままでは出来上がりが塩辛いので軽く水洗いしてから布巾に包んでぎゅーっと絞ります。
9.
鍋に入れてひたひたの調味料を入れます。この場合、「キューちゃん漬け」の分量を参考に、1単位でしょう油2分の1カップ、みりん大さじ3、砂糖80g、酢大さじ2(お好みで生姜の千切り、タカの爪1本)、の3倍入れました。
10.
野菜を煮立ててから火を切って冷まし、密閉容器に入れて保存。容器の大きさを見るために計量カップを横に置いています。1晩置くと味がなじみます。
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