1.
《下準備》型に、必要に応じて型油脂を塗るかオーブンシートを敷くなど準備をしておく。
2.
【スポンジ】玉子は常温に置き、◎は合わせて2〜3度ふるう。牛乳も室温におく。オーブンを200℃に予熱する。
3.
ボウルに玉子をほぐし、砂糖を2度に分けて加えながら、白っぽくもったりするまで撹拌。泡立ち辛ければ湯煎にかけながら行う。
4.
ハンドミキサー使用の場合は、生地がりぼん状に落ちるようになったら低速に切り替えてキメを整える。
5.
ゴムベラに持ち替え、◎の粉類を2度に分けてふるい入れ、その都度さっくりと混ぜる。ボウルを回転させつつ、“の” の字を描くように。
6.
室温に置いておいた牛乳を全体に散らすように加え、ボウルの底から生地を返すようにして全体を合わせる。
7.
型に生地を流し、軽くとんとん、と数回台の上に落として空気を抜く。予熱が完了したオーブンで約8分焼成。時間は目安なので適宜加減を。
8.
串を刺して生っぽい生地がついてこなければ焼き上がり(画像)。型から外し、ひっくり返して逆さまにした状態で冷ます(オーブンシートを敷いた場合はシートごと)。
9.
粗熱がとれたら乾燥しないようにふんわりとラップをかぶせておく。完全に冷めたら生地の上面(巻いたとき内側になる方)に1.5㎝程の間隔で浅く切れ目を入れる。
11.
【シロップ】を作る。材料の内、砂糖と水を耐熱容器に入れ、ラップをせずにレンジで約1分加熱して砂糖を溶かす(500W使用)。粗熱がとれたらホワイトラムを加え混ぜ、冷ましておく。
12.
【ガナッシュクリーム】チョコレート(※)は今回、画像の『Meiji リッチ抹茶チョコレート』使用。ホワイトチョコでも可。ご都合やお好みで。
13.
細かく刻んだチョコレートをボウルに入れておき、生クリームは小鍋で沸騰直前まで温める。この生クリームをチョコに加え混ぜて溶かす。
14.
粗熱がとれたら砂糖→洋酒を加え、ボウルの底を氷水にあてるなどして完全に冷まし、7分立て(ホイッパーですくうともったりとして、線が描ける程度)に撹拌。
15.
《組み立て》10のスポンジにガナッシュクリームのおよそ1/4量(目分量で構いません)を塗り広げる。手前は厚めに、巻き終わりは少なめに。
16.
オーブンシートを持ち上げて、手前からゆっくり、しっかりと巻く。オーブンシートをめん棒に巻き付けて作業をすると楽。
17.
巻き終わりを下にして、冷蔵庫で10分ほど冷やす。生地が落ち着いたら取り出す。
18.
全体にシロップを打つ。最低限作り易い分量なので、大体2/3量程を使用。通常スポンジを巻く前に打ちますが個人的に楽なのでこの手順。巻く前に打っても良いです。
19.
◆この手順は略可◆切り株にする部分を作って上に乗せるなら、端を3㎝程カット。私は巻きが苦手なので断面はこんな具合…。
20.
続いて残りのガナッシュクリームを全体に厚めに塗り広げる。画像は大まかに塗ったところ。カットしていない横端の面にも塗って下さい。
21.
◆この手順は略可◆好みで表面にフォークで模様をつける。ラフに塗ったままでも、綺麗になでつけても可愛いと思うので自由に楽しんで下さい。
22.
《仕上げ》一例です。画像はとりあえず全体に粉糖→抹茶パウダーを振ってみたところ。抹茶が溶けないので粉糖は普通のもの(なかないタイプではない)を使用しました。
23.
今回は抹茶生地にしたので、甘納豆を飾ってみました。他、アラザン、金箔、オーナメントetc. こんな感じで完成。
24.
◆ポイント1◆スポンジに加える牛乳は、できれば室温以上、人肌程度に温まっているのが理想的。少量なので、オーブンを予熱している間にオーブンの上に乗せておくと良いです。
25.
◆ポイント2◆手順13/チョコの種類(融点が高いもの等)や刻み方により溶け切らずダマになってしまった場合は60℃程の湯煎にかけてしっかり溶かして下さい。水分が混入しないよう注意。
26.
◆おまけアレンジ1◆切り株用にカットしたものを活用。ガナッシュを塗り、周囲にアーモンドスライス(軽くローストして手でランダムに割ったもの)を貼り付けて…。
27.
◆おまけアレンジ続き◆上面にローストしたアーモンドプードルを広げ、甘納豆をトッピング。最初からカットしてこんな作り方でも良さそう。