1.
<サーモンの脱水>
サーモンを食品用脱水シート(「ピチット」を使用)で包み、冷蔵庫で12時間脱水する。
2.
12時間経過後シートを新しいものに交換し、さらに12時間脱水する。
3.
<BONIQをセット>
食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
5.
<フリーザーバッグに投入>
フリーザーバッグに脱水したサーモン、塩、オリーブオイル、スモークパウダーを入れる。
6.
<BONIQに投入>
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないように
7.
しっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
8.
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
9.
フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
10.
<急冷する>
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらバッグを取り出し、
11.
そのまま氷水に浸けて急冷する。
(余熱で火が入るのを防ぐため)
12.
<仕上げ>
サーモンを薄くスライスし、皿に盛り付けて出来上がり。
13.
お好みでオニオンスライスやハーブを添えて。
15.
サーモンを低温調理する温度は期待する仕上がりによって調整する必要がありますが、
16.
スモークサーモンは火が通りすぎると崩れやすくて食感も損なうことから、うっすら火が通るように仕上がる38℃に設定しました。
17.
スモークパウダーは少量使うだけで食材に燻製の香りが付くので低コストで燻製を楽しめます。
18.
脱水せずに低温調理をすると、食感が柔らかすぎて切ることが難しく、味もぼんやり薄く感じます。
19.
脱水することで水分だけを抜いて味が濃縮し、ある程度弾力あるスモークサーモンに仕上がります。
20.
300gのサーモンは、1日脱水することで270gになりました。
23.
<カロリー>270.6 kcal
<糖質>0.1 g
<タンパク質>19.6 g(体重 x 1.2g ~ 1.5 g)
24.
<脂質>20 g
<食物繊維>0 g(20 g〜)
<カリウム>382 mg(3500 mg〜)
25.
<カルシウム>5 mg(650 mg〜)
<マグネシウム>28 mg(350 mg〜)
26.
<鉄分>0.3 mg(7.5 mg〜)
<亜鉛>0.4 mg(10 mg〜)
<塩分>1.6 mg
27.
当レシピに対する「BONIQ管理栄養士からの栄養アドバイス」は、BONIQ 公式低温調理レシピサイトにてご覧ください。
28.
https://boniq.jp/recipe/?p=28004
30.
本レシピは「生食」となりますので、保存ができません。
31.
必ず「低温調理のルール ~6つのポイント~(https://boniq.jp/recipe/?p=19886 )」を
32.
お守りいただき、すぐにお召し上がりください。
33.
(生食=「低温調理 加熱時間基準表(魚)(https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf )」を
34.
満たしていない、低温で加熱調理したもの。)
35.
スモークサーモンを家庭で作ろうとなると、スモーカーが無ければできないイメージがありとても難しそうですよね。
36.
今回はBONIQとスモークパウダー、脱水シートを使用することでスモークサーモンを簡単に作ることができました。
37.
脱水に1日かかりますが、他の工程はどれも簡単で、本格的な味を楽しめるレシピになりました。
38.
一度脱水せずに作ってみたのですが、脱水しないと味が薄くて切りづらく、あまり気に入った味になりませんでした。
39.
脱水シートは魚だけでなく、肉にも使うことができます。