栗の香りが一番楽しめるのが渋皮煮。失敗しない皮むきや柔らかく仕上げるコツをおさえて、おうちでおいしく作れます。
コツ、ポイント
砂糖を一気に加えると栗が煮しまって硬くなります。少しずつ加えて、冷めるときに味が染みるので、これを繰り返します。渋皮を無理にむこうとすると穴を開けてしまうので、ナイフの背っで気長にむいてください。2日がかりくらいになります。
このレシピの生い立ち
鬼皮を失敗せずにむく方法や丁寧なお掃除法の覚書。
1.
栗を大きめのお鍋に入れ、水をたっぷり注ぎ、弱火にかけて沸騰直前まで温めます。火を止め、そのまま冷まします。
2.
触れるくらい冷めたらとがったほうに隙間ができているのでそこからステーキナイフなどで鬼皮をはがします。
3.
包丁だと渋皮を傷つけやすいので、歯の丸いナイフで。そこの硬い部分もそぎとるようにむきます。
4.
再びたっぷりの水に重曹を大匙1加えたお鍋に栗を入れ、弱火で茹でます。煮立ってから10分煮たらお湯を捨てて水にさらします。
5.
渋皮が柔らかくなっているので、ナイフの背でこするように掃除をします。太い筋はつまんではがします。
6.
同じ作業を3回くらい繰り返し、写真の栗くらい渋皮がきれいになったら、重曹を入れない水で1回茹でこぼします。
7.
栗が柔らかく崩れやすくなっているので、水を替えるときは蛇口からちょろちょろと鍋に注ぎ、鍋の水が透き通ればOKです。
8.
栗にひたひたの水を加え、水の量の7割から同量の重量のグラニュー糖を用意します。
9.
最初はグラニュー糖の1/3量を加えクッキングペーパーなどで落としぶたをし、弱火にかけます。煮立ってきたら火を止めます。
10.
完全に冷まして味を含ませたら、再び残りの半分のグラニュー糖を加え、同じように似ます。これをもう1回。
11.
煮汁から栗が出ないように随時水を足してください。最後に再び弱火で温め、煮立ったらブランデーを加えて冷まします。
12.
保存する場合は煮汁ごと消毒した瓶につめ、脱気し、瓶をさかさまにして冷まします。
13.
メープルシロップで甘みをつけたVer.
ちょっと贅沢ですが、栗の重量の30%くらいで。
日持ちしないので、食べ切りの量で
https://cookpad.com/recipe/939544
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