
PR企画:富研連盟全国協議会 株式会社萩原農場
沖縄県から北海道まで、全国各地でつくられているすいか。12月上旬から8月ごろまで、その旬は次第に北上していきます。生産高ナンバーワンを誇る熊本県では、4月から5月が収穫のピークです。
熊本県鹿本地域一帯は、果物や野菜、花のハウス栽培が盛んなところ。なかでもすいかは一番の生産面積を占め、県内でも有数の“すいかの名産地”です。温暖で一日の寒暖の差が激しい盆地性の気候のおかげで、糖度が高く美味しいすいかが育つのです。
この田園地帯に私たちが足を伸ばしたのは、3月上旬のよく晴れた日。春の訪れを祝うかのように、空にはひばりがさえずり、大地には白やピンクや薄紫の小さな花々が彩りを添えています。そして、うららかな陽光を反射して眩しく輝いているのが、私たちがめざすビニールハウスでした。


この地で35年間すいかを栽培している中島さんご夫妻のハウス農園では、ちょうどこの日、初出荷を迎えていました。
「すいかを育てていて一番うれしいのは、やっぱり収穫。それまでの苦労も忘れちゃうよ」
と、荷車いっぱいに収穫されたすいかを前に、ご主人の正和さんに笑みがこぼれます。
ビニールハウスの中では、地べたを這って伸びた蔓の途中に、まるまるしたすいかが、ごろんと成っています。太陽が照っていると、ハウス内の気温は35℃以上。人間は息苦しさを覚えるほどですが、高温と強い光が大好きなすいかは元気いっぱい。太陽と土と水、自然のパワーをぐんぐん吸収して、その実に甘露をたっぷり蓄えていきます。ちなみに、収穫が終わった後の夏の間、ハウスは密閉することにより、内部の気温は70℃以上、地温は50℃以上にもなります。これは、この熱を利用して土壌の消毒をするためです。土を再生させるにも、こんな地球にやさしい方法があるんですね。
美味しいすいかを育てるもうひとつの力はもちろん、人間の力です。中島さんたちがもっとも気をつかうのは、温度管理です。
「実をつけるために必要な、花の交配作業までの天候が不安定だと、ハウスの中の温度を調整するのに苦労するね。天候は毎年違うから、長年やっていても気を抜けないよ」と正和さんは言います。
1月上旬から始まる花の交配は、手作業で行います。毎朝、花の状態を見て、株の中で一番良い雌花だけに雄花の花粉をつけて受粉させるのです。その後、すいかの実は一日でひとまわりもふたまわりも大きくなり、45〜60日ほどで収穫を迎えます。その間、まんべんなく日光が当たるよう、2〜3回は向きを変えてやるのだそう。
「すいかは生き物だから、毎日面倒を見なくちゃなりません。私たちにとっては、子どもみたいなものよ」と奥さんの由美子さん。
大切に育てられたすいかは、日差しを浴びてニッコリ笑っているように見えました。

| 材料(2人分) | ||||
|---|---|---|---|---|
| スイカの果汁を ミキサーにかけたもの |
200cc | ブイヨンキューブ | 1個分 | |
| スイカの皮 | 50g | 塩 | 適量 | |
| バター | 大さじ1杯 | こしょう | 適量 | |
| 薄力粉 | 大さじ1杯 | 生クリーム | 大さじ1〜2杯 | |
| 湯 | 200cc | 黒ごま | 少々 | |
スイカの皮の青い部分をとり、薄切りにする。
湯にブイヨンキューブを入れ、溶かしておく。
鍋にバターを入れ、(1) を炒める。
薄力粉を加え、こがさないように炒める。
(2) を少しづつ加える。
スイカの果肉をミキサーにかけたものを加え、塩・こしょうで味をととのえる。
生クリームをうかべる。
※黒ゴマは種に見立てただけなので、無くてもよい。
| 材料(2人分) | ||||
|---|---|---|---|---|
| スイカの皮 | 50g | レモン汁 | 少々 | |
| アボカド | 1ヶ | 砂糖 | 少々 | |
| 海老 | 3尾 | 塩・こしょう | 各少々 | |
| マヨネーズ | 大さじ2杯 | |||
スイカの皮は青い部分をとり、1cm角に切る。
アボカドは縦半分に切り、種をとり1cm角に切る。
海老の背わたをとり、茹でてカラを剥ぎ1cm巾に切る。
(1)〜(3) をマヨネーズで和え、レモン汁、砂糖、塩、こしょう、で味つけしアボカドの皮の器に盛る。
栄養いっぱい!おいしい健康果実 熊本のすいか |
![]() |
| 産地名 | JAブランド名 | |
|---|---|---|
| 1位 | 鹿本(かもと) | 『夢大地』 |
| 2位 | 熊本市 | 『夢未来』 |
| 3位 | 菊池 | 『菊池のまんま』 |
| 4位 | 上益城 | 『よかよかうまか―ましきすいか』 |
| 5位 | 広安 | 『こだわり西瓜』 |
| 6位 | 玉名 | 『きらめき発信―こだわり西瓜』 |
4月には、『富士光』『春のだんらん』が主体となり、5月以降は『祭りばやし777』が出荷されます。この『祭りばやし777』は熊本の5月出荷以降、鳥取、愛知、千葉、山形、長野、北海道の主要産地で順次リレー的に生産され、出荷されています。
また、今までにない甘さと食感を持つ小玉西瓜『ひとりじめ』も3月からの熊本産をスタートとして、和歌山、千葉、新潟、山形へとリレー的に生産・出荷されていきます。
高血圧 肝機能障害 利尿作用 妊娠中毒症
ビタミンA(β-カロチン)が豊富で、カリウムも多いのが特徴。抜群の利尿作用で、妊娠時のむくみや胃炎などに効果的です。
すいかの本当のおいしさが楽しめる温度は「ちょっと冷んやり」の15℃です。 冷やしすぎると甘さがなくなるのでご注意ください。
![]() |
「冷蔵庫で冷やす時間の目安」 |
text: Nakako Chiho photos: Owaki Takashi illustration: Suzuki Tomoko design: Furuhata Fumie