日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部
もう〜い〜くつ寝ると〜お正月ですね!親戚一同が集まるお正月には、伝統のおせち料理のほかに、お刺身の盛り合わせなど、ちょっと豪華な料理が食卓に並ぶことも多いのではないでしょうか。
そんな、お刺身の人気メニューの1つ、甘エビですが、美味しく身をいただいたあとに残った頭…みなさん、どうしてますか?捨てる以外に絶対活用法があるはず…ということで、北海道内のふるさと納税額・第2位であり、特産品の甘エビが有名な増毛町にある、行列のできる寿司店「寿司のまつくら」の大将・松倉孝一さんに、甘エビを美味しく解凍するコツ&甘エビの頭の活用術について教えてもらいました。
冷凍した甘エビを上手に解凍するポイントは、流水ですばやく解凍することなんだそう。「冷蔵室に移してゆっくり解凍すると、変色したり生臭くなりやすい」(松倉さん)とのことなので注意。
やり方は簡単!大きめのボウルにドサッと冷凍甘エビを入れ、水道水を直接かけていきます。そのまま流水解凍で5分!あっという間に、甘エビが解凍されちゃいました!
松倉さんによると「冷凍した甘エビは、生の状態よりも殻がむきやすい」とのこと。実際、初めて甘エビをむいた編集部員も、下記のとおり、特別なコツや知識がなくても上手に殻をむけましたよ!
大将からのアドバイスは2つ。
1.頭はひねりながら取る
2.身を触らず、殻だけを持って剥く
結果はご覧のとおり!見てください!美しい刺身の完成です♪
とろけるような食感と甘さが際立つ、甘エビのお刺身を美味しくいただいたあと、キッチンを振り返ると…ああ、ここに残った甘エビの頭達がっ!!
でも大丈夫。安心してください!これからおいし〜く調理してあげますよ!!甘エビの本場・北海道では、甘エビの頭はみそ汁に入れて食べるのがスタンダードな活用法なんだとか。そこで、前述の松倉さんに美味しい甘エビの頭のみそ汁を作るポイントを聞いてみました!
1.甘エビの頭を沸騰したお湯で5分ほどボイルし、中までしっかり火を通す。ザルにあげて水気を切り、あら熱を完全に取ってから冷凍する
こうすることで、甘エビの生臭さを抑えられるほか、うまみをしっかり引き出すことができるそう。それに、冷凍してストックしておけば、使いたいぶんだけ使えて便利です♪
2.沸騰したお湯に、1の甘エビの頭を入れ味噌を溶き入れる
みそ汁1杯分につき、甘エビの頭3〜5尾が適量です。
甘エビからいいダシが出るので、他のダシは不要!香ばしさと甘味を感じる絶品みそ汁ができあがりました。編集部のみんなにも振る舞ったところ…
「なにこれ、マジでうま〜い」
「甘エビのダシの味が…すごいっ!!」
と、みんな口々に大絶賛!!これからは間違っても甘エビの頭は捨てちゃいけませんね! さらに、まだまだ甘エビの頭が残っていたので、クックパッドに投稿されているリメイクレシピにも挑戦!
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