肉料理をおいしく撮るには
肉をお皿の手前側に盛り付ける、彩りを足す、照りを出すの3つのポイントで肉料理がおいしく撮ることができます。
①肉をお皿の手前側に盛り付ける
お皿の中央に料理を盛り付けると、写真を撮ったときにお皿の手前の空間が目立ってしまいます。メインの料理はできるだけ手前に盛りつけ、存在感を出します。
肉を皿の中心に盛る
お皿の手前のスペースが目立ち、肉が遠くに感じます。
皿の中心に盛ったはずが奥の方にあるように見えます
肉を皿の手前に盛る
ぐっとメイン感が出ます。
②彩りを足す
肉はどうしても色が茶系で地味な印象になります。サラダなどの付け合わせで彩りを足すと、メインの肉が引き立ちます。
奥にアイテムを一つ追加するとさらに雰囲気が出ます
③照りを出す
肉料理特有の照りはおいしさを引き立たせる重要な要素です。フライパンやオーブンに肉汁や油が残っていれば撮る直前に肉にかけ、レフ板(※1)でしっかり光を当てて照りを出します。
銀のレフ板や金のレフ板(※2)を使うと照りがより強調されます。パーティー料理や記念日など特別な日の料理をきれいに残したい時には有効です。
※1 参考:「料理写真がぐっとレベルアップする3つのポイント」
※2 銀のレフ板・金のレフ板
レフ板の反射面が金色または銀色のもの。文具店などにある、片面が金・銀の工作用紙で代用が可能です。または厚紙にアルミホイルを貼るだけで銀のレフ板を作ることができます。
銀のレフ板をあてる
肉の照りが強めに出ます。
左:白のレフ板を使用 右:銀のレフ板を使用
金のレフ板をあてる
金色の効果で肉の色が濃くなり、美味しそうな焼き色になります。
左:白のレフ板を使用 右:金のレフ板を使用