揚げ物をする時の揚げ油の量

鶏のから揚げや、かき揚げなど厚みのある材料は、厚手で深めの鍋に深さの5〜6分目くらいの油、とんかつのように薄く平たいものであれば、フライパンなどで深さ3cmくらいの油の量が目安です。底が平らな直径24cmの鍋の場合、約800mlです。

左:から揚げやかき揚げには深めの鍋に5〜6分目の油 右:とんかつにはフライパンで深さ3cmほどの油

油の量は多いほうが、材料を入れた時の温度変化が少なく、均一に火を通せます。少ない油に材料をいっぱい入れると、急に温度が下がって火の通りが悪くなり、衣がベタついてカラリと揚がらなくなる原因となります。1回に揚げる量は、鍋の表面の1/2〜1/3程度にします。

IH専用鍋や電気フライヤーを使用する場合は、取扱説明書を確認します。