純生クリームとホイップクリームの違い
純生クリームとホイップクリームでは、原料、ホイップの質や口当たり、価格が異なります。
「純生クリーム」は牛乳を分離して乳脂肪のみを原料としたものです。値段が高めで消費期限が短いですが、口溶けや口当たりが良く、風味がしっかり感じられます。
「ホイップクリーム」や「植物性クリーム」は乳脂肪に植物油脂や乳化剤、安定剤などの添加物を加えて動物性クリームに似せて作られたものです。味や香りは純生クリームに比べるとあっさりとして旨みには欠けますが、消費期限が長く安価で、植物性ならではの良さがあります。また、ホイップしてデコレーションケーキに使用する場合には、バサバサせずきれいな状態が長持ちする利点があります。
どちらもケーキのデコレーションや料理などに使用できますが、それぞれの特性があるので好みで使い分けます。
比較項目 | 純生クリーム | ホイップクリーム |
---|---|---|
原料 | 乳脂肪 | 植物油脂 |
味・風味・香り | 濃厚でコク・香りがある | さっぱりとクセのない風味 |
消費期限 | 短い(10日程度) | 長い(1ヶ月以上) |
値段 | 高い(350円くらい) | 安い(150円くらい) |
ホイップしたときの質 | 若干黄味がかっていて、粘り気があり、ピンと角が立つ | 白色でなめらか、やや角がねる |
参考:クックパッドニュース「『純生クリーム』『ホイップクリーム』『植物性クリーム』いろいろあるけど、どう使い分けるの?!」