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美しい人 ジェーン・バーキン

2003年5月31日 (土)
5月29日(木)の夜に、ジェーン・バーキンのコンサートに行ってきました。

歌も好きだけど、エルメスのバーキンの由来になった女性を生で見てみたい!っていうのが動機でした。が、

心が震えました!
ほんとに、こんなに感動するとは思わなかったです。
今までCDでしか聴いたことのなかった、元祖ウィスパーボイスと言われてきたジェーンの声は、実際聴くと、ささやいてるようでいてのびやかで、はかなさと力強さや、いろんな相反さえする要素全部を内包している不思議な美しい声でした。
第一声を聴いた瞬間、涙がでちゃった。

音楽を聴いた瞬間、涙が出るなんて、久しぶりです。

それは、私が生まれるずっと前からのジェーンの恋愛、生き方、そういうのを情報として知ってる歴史的な女性が、今こうして目の前に居る不思議な感覚。彼女が発する無邪気、天真爛漫、少女のようでいて、優雅で、柔和で、母親である、女性の持つあたたかい存在感の大きさは、ものすごい心地いい圧倒でした。
気取りのかけらもない。可愛い人。56歳でますます可愛いジェーン。みんなジェーンに惚れちゃうんじゃないの!?って思っちゃうぐらいかわいい人でした。

今回は今までのセルジュの曲を、アラブ風にアレンジして蘇らせた「アラベスク」という公演でした。いろんな思い入れのある曲を、こんなに素晴らしくアレンジして楽しそうに歌う彼女を見て、人生で起こる全ての事って、悲しい事、つらい事があっても、きっとアレンジ次第で楽しく輝く、美しい人生に
変えていけるんだなぁって。。思っちゃった。

最初はヘソ出しの黒い上下に髪を無造作にアップにした姿で登場。いっぱいの笑顔で声援におしみなく応えてくれるのでした。途中から、はだしに赤いドレスで登場して、踊りながら長い髪の毛をほどいた瞬間も鳥肌がたっちゃった!とても軽やかにはだしで楽しそうに踊ってました。

今は亡き愛したセルジュが作った歌を、今も大切に心を込めて歌う彼女。彼が他の人のために作った曲も、全部。彼が生きている間に二人は別れたけれど、愛するっていうことは、相手の全てを受け入れるということなんだなぁ。。。

一番感動したのは、セルジュがフランソワーズ・アルディのために書いて大ヒットした「さよならなんて言えない」のカヴァー。ポップな曲が、ものすごい優美な曲になってました。その歌の途中で、歌の台詞を変えて、彼女が言葉を音楽にのせて、言ってくれました。

「ありがとう、こんばんわ、みなさん。
 ありがとう。みなさん。
 Merci Merci Merci
 あなたの拍手、あなたの手、あなたの目、あなたの頭、あなたの体、ありがとう今夜、
 ありがとう、みなさん。
 ありがとう、大阪。ありがとう、japan、ありがとう、アジア、アメリカ、ヨーロッパ・・
 ありがとう、全ての国々、全ての人々、ありがとう、ありがとう、ありがとう
 Merci Merci Merci・・・」



なんだかすごく感動しました。
「ありがとう」がね、なんか、自分のためのありがとうじゃないの。

(ちなみに、フランス語だったので、全然意味わからないのに、たぶんこういうことだろうと勝手に解釈して、涙を流した私です。えへ)


アラベスクのCDはパリ公演のライブ盤なんですが、オススメです☆
でも、生の声は本当に独特で、また絶対行きたいなぁ。
あの夜の余韻のままにリピートしちゃう日々。

ジェーンみたいにいつまでもかわいい女になれたらナ。
周りのもの全てに感謝の気持ちを忘れず。

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