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選手への体のケアについて

2014年9月8日 (月)
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上の写真は、まだ横浜に住んでいた頃、東邦大学薬学部併設の薬草園を見学に、千葉県へ行った時のものです。(2008年)
農薬がかかっていないので、薬草園のハーブはそのまま摘んでお茶にしていただきました。
この時のフレッシュハーブの豊かな香りを、今でも忘れることは出来ません。

アロマテラピーやハーブに止まらず、東洋医学にもふれた東邦大学薬学部の小池教授から貴重なお話も聴かせていただくことができました。

この会に参加した1番の目的は、当時、ハーブを勉強するため(ニールズヤード横浜校にてアロマテラピーインストラクター取得後、プレミナセラピストスクールでスポーツアロマの第一人者でもある神崎貴子先生

http://puremina.com/blog/

に教わり、スポーツアロマトレーナーの資格を取得。ハーブとアロマテラピーを組み合わせることにより、互いに無いものを補い合ったり、相乗効果を生むことを学習。植物には、治癒力、すなわち植物が自らの体を癒す~生体防御と抗酸化作用があると言われています)自由が丘にあるグリーンフラスコでハーバルセラピストコースを受講中でしたが、スクールのトップであり、ホリスティック医学としてのアロマテラピーや、ハーブ療法の普及に取り組んでいる林真一郎先生も薬草園にいらっしゃるということ。
ハーブとドーピングの関係について、何点かお尋ねしたいことがあり、こういった機会でもないと、なかなか多忙な林先生とはお話出来ないと思ったからでした。

積極的なケアに取り組みたいと思っていても、ドーピングにかかるようなことがあっては本末転倒です。

林先生に相談した結果、親身になってくださった先生が、神戸薬科大学の自然療法とドーピングを研究している教授を紹介してくださり、後日、その先生に直接質問をしたり、お話出来るようになったことがありました。

スポーツ選手は、ドーピング・コントロールにより「薬」を使用することが禁じられています。(風邪をひいた場合などでも、チームドクターが処方してくれるドーピングに関与しない薬を貰って飲んだりします)
漢方なども使用できず、口にするものや体に塗布するもの(整髪料、目薬、歯磨き粉、一般に市販されている清涼飲料水なども)には、細心の注意を払わなければなりません。

現在所属している日本スポーツアロマトレーナー協会からも、選手の体に直接触れるからには

日本アンチドーピング機構
http://www.playtruejapan.org/

のホームページなどで、随時、禁止薬物をチェックするように指導されています。

オリンピックで使用されたこともある精油(バーチ・ウィンターグリーン)でも、個人の判断で使用せず、まずは所属チームに確認。
この時は、チームに申請してから使用できるようになるまで、約3ヶ月かかりました。

バーチ・ウィンターグリーンの含有成分に、サリチル酸メチルがあるのですが、これはアスピリン擬似成分で、文献の中には、サリチル酸メチルはドーピングにかかる可能性があると記されているものもあるようです。
強い鎮痛効果から、そういった解釈がされたようですが「日本アンチ・ドーピング機構」に問い合わせたところ、サリチル酸メチルは、どの競技においても禁止薬物には指定されていないとのことでした。(2008年当時の話なので、今から使用される場合は、必ず専門機関や所属チームに確認や許可をとってください)

選手へのケアは、全てのものにおいて、これ程までに慎重でなければいけません。

スポーツアロマトレーナーの資格取得後、世界陸上の直前合宿に帯同させていただいたことがあるのですが、

※その時の様子が四国新聞さんの記事に残っていました。

http://www.shikoku-np.co.jp/sports/local/article.aspx?id=20070822000111

http://www.shikoku-np.co.jp/sports/local/photo.aspx?id=20070822000111&no=4

夫以外の、しかも他競技のトップ選手の体を触る機会は本当に貴重な経験でした。
特に印象に残っていることは、女子ハイジャンの選手は、背が非常に高く、モデルさんのように綺麗な方が多かったこと。筋肉も細くしなやかでした。

また男子ハードルや短距離の選手は、上半身は、夫よりもひとまわりも、ふたまわりも大きく、大腿の辺りはさほど変わりませんが(夫の大腿の1番太い部位を計ってみると60センチ以上あり、私のウエストよりも太いです)下腿が大腿に対しかなり細いと感じました。
筋肉に弾力があるというか、バネのような感触があって、実際に触ってみて衝撃を受けました。

海外のスポーツでは、アロマをコンディショニングに利用する選手も多く、中でも好まれるのは、やはり、身近にある柑橘系の香りです。
私はこの時のお気に入りだった、フラゴニアという精油を持っていき、ブレンドに加えていたのですが、選手の反応も上々で、他のトレーナーの方からの評価も◎だった記憶があります。 

またこの時期夫はというと、腓骨腱炎を患っており、毎晩、氷水にカモミールジャーマン、ヤロウを数滴足してアイシング(インターバルは1時間)その後、ウィンターグリーンを使ったパフュージョン(クレイパック:クレイには抗炎症作用、細胞成長促進作用、赤血球を増産させたり、免疫を強壮する作用があると言われています)で痛みの緩和ケアを、最後に背面と、下肢前面のスポーツアロママッサージを施していました。

合わせて、アーユルヴェーダやその他の自然療法も勉強していたので、可能であれば、バッチフラワーレメディなども、夫に試して貰いたかったのですが、世界的に普及してきたアロマテラピーに比べ、こちらはまだまだ未知の領域ということもあり、チームからの許可はおりませんでした。(これは2007年の話です。海外移籍経験のある選手の奥さんの話によると、海外ではレメディやホメオパシーをコンディショニングに利用する選手もいるとのこと。引退したベッカム選手が使用していたのは有名ですが、もし、今から選手に使用したいという場合でも、必ず、所属チームの専門医に確認や許可を貰ってからです)

サプリメントでも、チームドクターによってOKが出るものと出ないものがあったりするので(例えば海外製のサプリメントの中には、表示が曖昧なものもあり、信頼性の問題や、本当に安全なものかどうかを調べるのが不可能であったり、可能だったとしても、成分を割り出すのに膨大な時間を要する為です。その点、アンチドーピング機構認定商品に関しては安心)必ず、所属するチームドクターや、トレーナー、管理栄養士さんにGOサインを貰ってから。
それ以外はダメと思っておいた方が無難かもしれません。

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