42歳。2児の母。WEBをメインに活動する料理研究家。「こだわるけどとらわれない ...

家計を救うちっちゃな日々の常備菜。

2014年11月14日 (金)
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私の中では利尻と礼文産の昆布は海流が違うのでOKフード。
出汁をとり終わった昆布はいつも千切りにして、塩こんぶにする。

醤油1:みりん1:酒1:塩ひとつまみ、甘めが好みの時はこれにきび砂糖を少々入れて、ちゃちゃっと煮詰めるだけ。
おにぎりの具の定番~。
アボカドと塩昆布を和えてご飯にのっけても美味しいのです。

ゆで上げたうどんに、すりごまと塩こんぶをワサッとのせて、わさびをちょこんとのせて、温めた豆乳をかけて食べる。
生醤油とごま油を少したらしてもおいしい。

夏は冷たい豆乳でもうまい。


あと、ムダになりがちな湿気ってしまった海苔は、つくだ煮にしておきす。
醤油・酒・みりん・きび砂糖各同量でチャチャッと煮詰めるだけ。
私は甘い佃煮が苦手なので、砂糖はほとんど入れません。

カルシウムや鉄分や葉酸などミネラルや必須アミノ酸がた~っぷりの海苔、実はたんぱく質やビタミンCも豊富。
ビタミンCの含有量はレモン4個分なんだって!
しかも海苔のビタミンCは熱に強く、加熱しても破壊されない。

海藻類は、生命の源・海の栄養がたっぷり詰まっているので、かなり完全栄養食に近いですよね。

乾燥のまま備蓄しておけば災害時の非常食にぴったり。
災害時はインスタントなどで栄養バランスやミネラルが不足しがちになりますが、例えばカップ麺に海苔を入れるだけで、栄養バランスはかなりアップしますよね。
冷凍ごはんに海苔と醤油を添えるだけで、たんぱく質・ビタミン・ミネラルのバランスがとれた栄養食になる。

塩おにぎりに海苔まくだけ。
これが江戸時代の武士や飛脚たちの強靭な肉体を作っていたんだから。
おにぎりに具はいらないってやつ(笑)

お母ちゃんの愛ある手抜き。

チョコやスナック菓子より、子供のおやつにはこんなのがちょうどいい。

でも、スーパーに出回っている海苔やワカメ、ひじきのほとんとが養殖もの。
天然ものは産直品やネットでしか買えない現実。
養殖は野菜と同じように大量の化学肥料(リン)を与えられて育ち、他の養殖場の海まで汚染してしまう。
養殖魚も同じく。

海藻類は海中のリンや窒素や重金属などを取り込みながら成長し、海水をきれいにする。
だから、私たちが海を汚したら、それだけの汚染を吸って、きれいな海水を吐き出してくれる。

腐海の木々たちみたいに。

私たちは、間違えたぶんだけ、汚れた海藻を食べることになる。
食べものは、汚した人間に必ずしっぺ返しがくるようになっているんだよね。

特に海藻で一番重金属を吸収しやすいのはひじき。
ひじきは無機ヒ素を多く含んでいるので、妊娠中は控えたほうがよい食材のひとつ。
(と、厚労省のガイドラインにも載っていたので。私は「赤すぐ」を読んで知ったんだけど。
食べる時はしっかり水戻しして、2~3回水を替えながら洗う。)

逆に、清浄な海で育った海藻類には人間の免疫力を維持するための生命の源が詰まっている。
水溶性食物繊維やアルギン酸が、体内に溜まった有害物質を排出してくれる。

天然ものの昆布やワカメはおいしい!
うまみが詰まってるから、かつお節や昆布のダシがいらない!
これと玉ねぎを入れて味噌を溶くだけで、とってもおいしい味噌汁になる。

海藻類が苦手だった主人も、養殖ものを買わなくなってから、海藻類が大好きになりました。
安もの買いは、その場、その時はいいかもしれないけど結局、余計な調味料を足さなければならなくなる。

だったら、まっとうに育てられたものを少しづつ、ありがたくいただく。
自然と余計な出汁や調味料がいらなくなる。

家計的にはエンゲル係数にあまり変化はありません。
むしろ自分と家族の健康のための、ちょっとした投資だと思いまして。

食養。
ですね。

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