3年間の京都新聞連載を纏めた著書「アス飯レシピ」出版&増刷決定!(アス飯は登録商 ...
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知り得たこと

2015年5月21日 (木)
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「リッコ、自分が紺色のエプロンしか似合わない、ふりふりのエプロンは一生似合わないだなんて言い切っちゃダメ。ふりふりのエプロンだって似合うようにしていくの。新たな魅力や可能性を見つける為に。」


これは、先日会食した元京都サンガOB倉貫一毅選手の奥さんが、私に全力で伝えてくれた言葉です。

実は以前から、サポーターの方を巻き込んだ、ある企画を実現させたいと思っていました。(夢を語るのは自由だと思いますし、実現させたいので先走ってここに綴ります 笑)

直々にオファーをさせていただいたサポーターの方には「出逢ってしまったからには連帯責任ですよ。私と一緒に心中してください 笑」なんて冗談めいてお願いをさせていただきましたが、せっかく何かをやるのなら、出来るだけたくさんの方としたい。
楽しむのなら、皆で楽しみたい。1人占めしたくない。
良いと思えることは、どんどん人を巻き込んで共有し、自分以外の他の誰かの新たな可能性だったり、人生の愉しさを見つけてお互いに向上したい。
出逢った全ての方のチャレンジする場や、きっかけを作りたいというのが、私の考え方、スタンスです。

固定概念でものをとらえると、その枠の中でしか生きられません。
枠を取っ払い、柔軟性を持って、色々なことに挑戦して行きたいのです。
倉貫選手の奥さんの言葉ではありませんが、自分の力で可能性を無限大にし、色とりどりに染まれるように。


この10年以上、夫の練習姿を見たことがありませんでした。
練習場は彼にとって聖域のような場所で、妻である私の入り込むところではないと思っていたからです。

しかし、私たちは皆、明日死ぬかもしれない人生を生きています。

マハトマ・ガンジーの名言に

「明日死ぬと思って生きなさい。
永遠に生きると思って学びなさい。
あなたの夢は何か
あなたの目的とするものは何か
それさえしっかり持っているならば
必ずや道は開かれるだろう」

というものがあります。

夫が現役を引退してから「練習を見に行っておけばよかった」と思っても、その夢は2度と叶えることが出来ません。
過ぎ去った時間は戻ってきません。
今日という日は、今この瞬間にしかありません。

こうしておけばよかった、これを言っておけばよかったという後悔より、こんなことやってしまった、言ってしまった、失敗してしまった、だけどダメだったら仕方ない、また1からやり直そうという後悔の方が、よっぽど清々しいと思うのです。(念の為、若い学生の皆さんへ。人の根底や、身体を傷つけることは絶対にしてはいけないことです)

昨年の食のイベント開催をきっかけに、試合も練習も頻繁に見に行っているというサポーターの方と出逢えたので「夫が現役のうちに1度は練習を見に行ってみたいと思っています」とお伝えしたところ、何と車で自宅まで迎えに来てくださり、選手やサポーターの方が行きつけだという美味しいうどん屋さんにも連れて行っていただきました。

サポーターの方が、普段どんな場所で、どんな風に、どんな思いで選手たちを見ているのか。

夫を含む仲間の選手たちが、どんな雰囲気で、どんな姿でボールに触れているのか。

彼と結婚してから初めて、自分のこの目で、肌で感じて来ることが出来ました。

静岡からホームもアウェイも、毎週試合観戦しているという方。
移籍した選手の為に、広島まで1人で車で行くとおっしゃっていた方。
炎天下の中、午前中からお昼ご飯まで挟み、何時間も選手たちに熱視線を送っていた方。

私が練習場に行ってしまったことで、周囲にいらっしゃった多くの方に気を遣っていただいたことは本当に申し訳なかったのですが、そのお陰で、色々なことを教えていただいたり、気づけたことがたくさんありました。
実際に踏み込んで体験し、寄り添わないと、真の意味で理解出来ないことがあることを知りました。

関わってくださった全ての皆さん。
貴重過ぎる午後の時間を、本当にどうもありがとうございました。
ここで得たものは必ず形にして、より多くの方に運んでいきます。

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