宮城の名産麺・白石温麺(うーめん)製造元「株式会社きちみ製麺」の広報担当・めんた ...

蔵王高原小麦使用「大寒手延温麺」

2015年12月29日 (火)
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<2016年2月1日より発送開始>

1年で最も寒さと乾燥の厳しくなる時期に仕込む手延べ麺は、麺そのものの味を存分に引き出し、抜群の強いコシとのど越しを生み出します。地元白石産・蔵王高原小麦を使用し、これ以上ないこだわりを持つ手延製法による温麺(うーめん)を200箱限定にて特別提供。「末永い縁」の想いを込め通常の倍の長さの温麺です。

【宮城県白石市の名産品「白石温麺(しろいしうーめん)」とは】
 400年ほど前、伊達政宗公領地仙台藩の南の要塞白石城下に鈴木味右衛門という人がおりました。その父が意を病んで何日も絶食しなければならなかったときに、たまたま出会った旅の僧侶から油を使わない手延べ麺の製法を教わり、これを作って父に勧め食べさせたところ、胃病がたちまち治りました。白石城主の片倉小十郎公は、この孝行話の温かい思いやりの心をたたえ、その麺を「温麺(うーめん)」と名づけました。味右衛門は、その温麺の製法を白石城下の人々に広め、今も宮城・白石の名産麺として全国に知られています。
 油を使わず淡白な味わい、通常の素麺に比べ一回り太いゆえのコシの強さ、舌触りの良さ、そしてなんといっても9センチという短さで茹でやすく食べやすいのも特徴です。

【吉見家(きちみ製麺)の麺づくり】
 吉見家は400年以上前から白石に根付く家柄です。幕藩時代は白石城主・片倉家のご祐筆を務めるなど、先祖代々白石とともに生きてきました。吉見家における温麺作りの始まりは、今も残っている古い捏ね鉢に聞くしかありませんが、白石で初めて機械製麺に成功したのは明治32年であるという記録が残っています。その後、第二次世界大戦の食糧難対策として乾麺の供給が急がれた時期を経て、きちみ製麺は請負の仕事から、自ら営業してお客さまを増やしていく「製造販売」へと業態を変化させていきました。
 品質にこだわった温麺作りをスタートしたのは、現社長の父・吉見光夫の時。「本当においしい温麺を作りたい」と理想を追求して誕生したのが、今や当社の代名詞的商品となっている「つりがね印(銀印)温麺」です。この温麺は東京でも評判になり、10トントラックで出荷した分が、その日の夕方には売り切れになるほど人気を博しました。
常に革新を重ねながら、いつも1番おいしい温麺を目指していきたいと考えています。白石の発展を願い、受け継がれてきた温麺には、長い歴史と人々の想いが詰まっています。
現在は日本で一番白石温麺を製造している企業となりました(※)。

※白石市商工観光課資料に基づいた自社調べ(2013年12月)

【きちみ製麺の「手延べ製法」へのこだわり】
 きちみ製麺は、明治32年に手延べ製法から機械製法にいち早く切り替え、現代的量産販売体制を築いて現在に至っています。しかし、地域一番の麺づくりを目指し「つりがね印白石温麺」のブランドを磨きあげてきた中で行き着いた結論は、原点に返り、より美味しい白石温麺を皆様に提供したいという事でした。そこで、自社全工程の手延べ温麺の実現に向け職人を養成し、試行錯誤の末、10年前に現在の「自家製手延白石温麺」を復活させました。コシとつるみが抜群で伸びにくい、本物志向のお客様へ是非お薦めしたい製品です。

【きちみ製麺の地元白石産「蔵王高原小麦」へのこだわり】
 麺づくりに適した風土と自然により、長い間奥州白石の人々によって育まれてきた白石温麺。かつては白石の豊穣な小麦を原料に、蔵王の清澄な水とほまち風(蔵王颪)によって一本一本丁寧に手延べ製法により白石温麺を生産していました。
 きちみ製麺では「地元・白石の小麦で白石温麺を作りたい」「昔ながらの味を再現したい」という思いで、農業生産組合の方々の協力を得て生産に取り掛かってきました。より一層地域と伝統にこだわった、白石で収穫された小麦(品種:シラネコムギ、ゆきちから)を挽き、白石の工場で製麺した「蔵王高原小麦使用白石温麺」を8年前に発売。正に“地元の味がする白石温麺”を復活させたのです。
小麦の出来は年によって違います。栽培する畑は、標高が400m近くある寒い土地にあり、蔵王から強い風が吹き下ろすこの土地での小麦栽培は大変困難で、大風に吹き飛ばされ前年の3割しか収穫できない年もありました。大吹雪の日は、小麦の生命力を信じ、ひたすら祈るしかありません。地元農家の方々のご協力を得ながらようやく安定した栽培にたどり着き、今期の蔵王高原小麦は大豊作となりました。

【大寒の時期に麺を製造する意義】
 最も寒い時期である大寒は、この強い寒気や寒の水を使って様々な食品の仕込みが特別に行われています。凍み豆腐(凍り豆腐・高野豆腐などともいう)、味噌、日本酒、卵などがその代表例でしょうか。乾麺についても勿論同じです。手延麺の製造は加水量や熟成期間も麺の出来を左右する重要な要素。毎日の温度や湿度、季節の気候も計算に入れながら仕込みますが、大寒の時期は気温・湿度共に製麺には最高の状況です。

【「大寒手延温麺」の展望】
 その年によって味が変わるというのも地元の小麦ならではの魅力の一つ。今実現できる最大の技術(白石産小麦×手延べ製法)を集結し、“白石温麺の格”を上げるための商品として今後も毎年大寒の時期に数量限定で「大寒手延温麺」を作っていきます。
 最後に、通常の倍の長さに仕上げた温麺は「末永い縁」の想いを込めてもおり、今回限定の重厚な桐箱入りパッケージという事で大切な方への贈り物としてもご利用いただけます。

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