南イングランドの小さな町に、イタリア人夫と娘と猫と暮らしています。海外在住の為、 ...

私の家事の教科書〜ラベンダービネガー

2019年6月12日 (水)
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前回のブログで書いた、柔軟剤の代わりに使っているラベンダービネガー。
もしも、ご興味がある方がいたらと、ここに覚書をと思います。

アイデアの元になったのは、ベニシアさんの環境を考慮した数々のハーブを使った家事のアイデアが載った「ベニシアのハーブ便り」(世界文化社)、そして、家事をしっかり習う前に海外に出てしまった私の教科書である「暮らしを美しくするコツ509」(暮しの手帖社)。

もともと、ヨーロッパではラベンダーをはじめとするハーブを生活に活用する伝統があります。
ベニシアさんのラベンダービネガーはどちらかというと掃除に活用する感じでしたが、「暮らしを美しくするコツ509」のなかで、洗濯の章に40リットルに対し100mlの酢を柔軟剤代わりに使えるとあり、だったらラベンダービネガーを使おう!と始めたのがきっかけでした。

我が家はラベンダーが、わんさか咲くので、5リットル入りのホワイトビネガーと呼ばれる業務用の安い蒸溜酢を毎回4つ買います。
作り方は、半乾燥のラベンダーを茎ごと一つのボトルに30本から40本入れて、日当たりの良い場所に綺麗な紫がかったピンク色になるまでおきます(一週間から10日)。漏斗に茶漉しを置いて越しながら使いやすい瓶に入れ替えます。
ラベンダーは花が地面から離れているので、よく振って虫やホコリを落としてそのまま少し乾燥させて使っています。

ラベンダーではなくても、ローズマリーでも殺菌効果もありおすすめです。ローズマリーは洗って水気を乾かし、生のまま(乾燥物も使えます)酢500mlに対し、ひと茎(長さ25センチくらい)入れれば十分です。
やはり、同じように日当たりの良い場所で一週間から10日置きます。

また、ハーブを使わなくても、酢だけでも実は匂いも残らず殺菌効果もあります。
ただ、40リットルに対し100mlという量を守らずドボドボ入れてしまうと、多少酢の臭いが残るかもしれません。

クエン酸小さじ1に対して200mlの水で作るクエン酸水にも、同様の効果があり作り置きすることもできます。使う量はお酢の時と同じくらいです。

私は毎年作るラベンダービネガーを使い切ってしまうと、お酢100mlにラベンダーのエッセンシャルオイル(精油)を2、3滴垂らして使っています。その使い方も手軽でお勧めです。
柑橘系の精油は色移りしたりするので、やはり殺菌効果もあり匂いもいいラベンダーのエッセンシャルオイルがお勧め。
もちろん、ローズマリーの精油もいいです。

ティーツリーオイルも殺菌効果があって良いのですが、ティーツリーオイルを分解できない犬などのペットの体には猛毒ですので、家にペットがいる方には、万が一の事故のために、お勧めできません。

ちなみに、天然アロマオイルと表示され原材料に精油かエッセンシャルオイルと書いていないものは、石油で作られた合成香料ですのでご注意を。合成香料も化学物質であり、繰り返し使用すれば化学物質過敏症の原因にもなり得るそうです。

手元にないのであれば、エッセンシャルオイルを無理に使わなくても、お酢やクエン酸水でまず試してみるのが良いかと。

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『天然香料』だから全て安心ということではないように、『合成香料』の全てが危険とは言えません。
でも、香料の国際組織であるIFRAイフラ(International Fragrance Association)の公開した約3000種類の成分を解析したところ、その1/3以上が、人体の健康などに「懸念ある化学物質」として国際機関などの公式リストに掲載された物質を含んでいたそうです。
健康を損なう疑いがあり、そして各製品にどの『合成香料』をどんな組み合わせで使用しているのかが企業秘密で公開されていない以上、「香害」の加害者にならないために、そして「化学物質過敏症」の患者にならないために、『合成香料』を使用した香りの強い商品に関しては避けたいと思っています。

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