南イングランドの小さな町に、イタリア人夫と娘と猫と暮らしています。海外在住の為、 ...

文学メシ便り 其の弐 追記あり

2019年7月16日 (火)
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文学飯同好会の皆様、いかがお過ごしでしょうか。



前回のお便り以来、早5ヶ月という月日が流れました。
元号も平成より令和にかわり、ようやく、私ラマンマも文学メシ第二弾のレシピをアップすることができました。

やっぱり、文学メシ活動は楽しい。
時間と心にゆとりがある時にしかできない遊びではありますが、年に1度でも2度でもできると、食いしん坊の本の虫に、こんな楽しい遊びはあるでしょうかと、改めて感じいった次第です。

今回、私が作ったレシピも誰も作りそうもないけれど、作った私が現実と非現実、過去と現在を行き来して、日常の辛い悩みや現実からレシピ制作を通して解放された記録です。

文学メシ第二弾の由来や作品の思い出についてはブログで語っておりますので、今回のお便りでは、私が皆様に是非ともオススメしたい作品について。

私、浮世絵といえば、葛飾北斎とその娘の応為、そして歌川国芳が大好きなのでございます。
画狂老人北斎の孤高の生き方、そして猫から弟子まで皆に囲まれワイワイとクレイジーに過ごした国芳。
対極的な二人だけれど、双方、決して権力や大衆におもねらず、時にはそれを逆手に取って遊ぶ天才。
二人の巨人の生き方と圧倒的なパワーを持つ作品に痺れてしまう(でも、春画の現物は大嫌いな乙女のラマンマです、文章の描写ならOK)。

さて、その国芳にも娘が居たのをご存知でしょうか。
国芳の娘、登鯉(とり)を題材にした河治和香作の国芳一門浮世絵草紙シリーズ全5作「侠風むすめ」、「あだ惚れ」、「鬼振袖」、「浮世袋」、「命毛」は、河鍋暁斎や芳年、芳藤など名だたる弟子達も登場する、可笑しみの中に切なさもある浮世絵エンターテイメント。

私は作者の国芳の描写がとても好きで、それは多分、自分自身がちょっと変わった父親を持ったからかも知れません。そして、この作品を読むと、幕末から明治に突入していく江戸の様子が、幕末の志士の目線ではなく、江戸庶民の視線で垣間見ることができる。
明治維新で断絶されてしまった江戸庶民のDNAのようなものを感じると言ったら言い過ぎでしょうか。

この河治和香女史、決して有名な作家さんではありませんが昨年は幕末に活躍した北海道の名付け親にして探検家、究極のアーカイバー松浦武四郎を題材にした小説も出版されております。
松浦武四郎もエキセントリックなヒューマニスト、本当に生き方が格好いい幕末のエクスプローラー…!

すみません。
キリがないのでここら辺でやめておきます。

文学飯同好会のメンバーの現在までの文学飯関連の日記、ブログは下記の通りです。見落としがございましたら、また文学飯同好会にご興味がおありな方も、この日記のコメント欄からおしらせください。


gingamomさんの日記とブログ

https://cookpad.com/diary/2900546

https://cookpad.com/diary/2902870

https://gingamom2015-11-scenicphoto.cookpad-blog.jp/articles/410942


みせすまあささんの日記

https://cookpad.com/diary/2901615


ぱんぷきんキッチンさんのブログ

https://pumpkin-mini.cookpad-blog.jp/articles/410497

https://pumpkin-mini.cookpad-blog.jp/articles/410740

https://pumpkin-mini.cookpad-blog.jp/articles/411045?_ga=2.6725937.228675932.1549608737-2096659766.1516628144

https://pumpkin-mini.cookpad-blog.jp/articles/411847?_ga=2.216428053.228675932.1549608737-2096659766.1516628144

https://pumpkin-mini.cookpad-blog.jp/articles/415053

https://pumpkin-mini.cookpad-blog.jp/articles/440099

ラマンマディラーラの日記とブログ

https://la-mamma-di-lara.cookpad-blog.jp/articles/441227

https://cookpad.com/diary/2901838

https://cookpad.com/diary/2909870

ヨコ爺さんのブログ
(イベントカテゴリにヨコ爺さんの読書歴や絵本の蔵書についてまとめてあります。読み応えあり!)

https://yokogy.cookpad-blog.jp/categories/11

https://yokogy.cookpad-blog.jp/articles/418004

cp文学飯同好会発足の経緯と概要はこちらの日記
https://cookpad.com/diary/2899769

追記: トムラウシさんを文学飯同好会会員 No.8にお迎えすることになりました!素敵なレシピと共に紹介いたします。

皆さん、文学飯同好会の活動は、一にも二にも、妄想から。
猛暑の中、ひと時の涼を一冊の本や、脳内の思い出の物語と取る時に、どうぞ楽しく妄想して下さいませ。

追記の追記:kana叶さんを会員No.9としてお迎えさせて頂く事になりました!
お盆の疲れや台風後の暑さなど、まだまだ身体が休まらないかと存じますが、文学・芸術の秋を楽しみに、皆様どうぞご自愛下さい。



引用レシピ

小松菜のミックスナッツ和え

by kana叶
皆様のおかげで話題入りできました<(_ _)>くるみ、アーモンド、カシューナッツをた ...
材料: 小松菜、ミックスナッツ、だし醤油、酢

夏限定✴︎紫蘇と生姜のご飯

by ブランディ
家に今だけある紫蘇と酢生姜入りのご飯です。さっぱり夏向き。余ったらおにぎりに。
材料: ご飯、紫蘇(赤紫蘇使用)、酢生姜、美味しい塩、胡麻 お好みで

浦里♪

by トムラウシ
池波正太郎氏いわく、遊郭でお女郎さんが作ってくれる朝の一品、とのことです。(*^-^ ...
材料: 梅干、大根おろし、海苔、醤油

文学メシ!プリムローズのビスケット

by ラマンマディラーラ
絵本「のばらの村のものがたりシリーズ『春のピクニック』」に登場するビスケット。優しく ...
材料: オートミール(オーツ)、もち麦粉か全粒粉(スペルト、ライ麦、グルテンフリーフラワー等 ...

文学飯!『坊ちゃん』の天ぷら蕎麦

by ぱんぷきんキッチン
夏目漱石「坊ちゃん」に出てくる天ぷら蕎麦を、独断と偏見たっぷりに再現!(笑) 市販の ...
材料: 海老、椎茸、坊ちゃんカボチャのスライス、卵、冷水、小麦粉、八割蕎麦、麺つゆ、大根おろ ...

じゃが芋のパンケーキ❁ミ・ト・ン

by gingamom
じゃが芋をすりおろして塩と全粒粉を加えて種を作り、フライパンで焼いたポテトパンケーキ ...
材料: じゃが芋、塩、全粒粉、✩植物油(菜種油やひまわり油)、バター、はちみつ、ベーコンスラ ...

カモミールのミルクティー❁ミ・ト・ン

by gingamom
カモミールとレモンバーム、ミント、生姜、フェンネルシードのハーブティーにミルクを入れ ...
材料: 水、✩フェンネルシード、✩生姜(またはジンジャーパウダー)、カモミールティー(ティー ...

文豪達が愛したパンカツ

by ブランディ
池波正太郎や他の文豪達も好きだったらしいパンカツ。卵を使いアレンジして作ってみました ...
材料: 食パン/ 白いパン、卵、パン粉、バター/オリーブオイル、ソース、マヨネーズ

文学飯!『吾輩ハ猫デアル』のメンチボー

by ぱんぷきんキッチン
「今日は”トチメンボー”は御生憎様で”メンチボー”なら御二人様すぐに出来ます」越智東 ...
材料: ◎豚ひき肉、◎玉ねぎ(みじん切り)、◎溶き卵、◎塩、◎コショウ(または粗びき胡椒)、 ...

あめゆじゅとてちてけんじゃ☆大根と長芋

by ヨコ爺
宮沢賢治の詩『永訣の朝』より、青い蓴菜模様のついた陶椀に入れた雨雪のような食べ物。人 ...
材料: 大根、長芋、長ねぎ(白い部分)、生姜(薄切り)、醤油、めんつゆ(3倍濃縮)、(お好み ...

文学メシ!「レ・ミゼラブル」司教のスープ

by ぱんぷきんキッチン
司教の召使いマグロワールが作った夕食用の「水と油とパンと塩で作ったスープ」を私なりに ...
材料: ◎水、◎塩、◎エキストラバージンオリーブオイル、フランスパン

文学飯「吾輩は猫である」前歯が欠けた椎茸

by ぱんぷきんキッチン
夏目漱石の「吾輩は猫である」より、寒月君が「ぽろりと歯が欠けた」あるところで食べた椎 ...
材料: 国産の干し椎茸、醤油、酒、味醂、砂糖

文学メシ!「椿姫」のボンボン菓子♫

by ぱんぷきんキッチン
「砂糖漬けの乾ぶどうを1ポンドくれないか。他のボンボンは決して食べないんだ」というセ ...
材料: 干し葡萄(オイルコーティングしていないもの)、砂糖、ラム酒(お好みで)、水、砂糖(グ ...

文学メシ!銀河鉄道の夜「トマトの何か」

by ぱんぷきんキッチン
「銀河鉄道の夜」でジョバンニのお姉さんがつくった「トマトの何か」を、時代背景や季節、 ...
材料: 獲れたてのトマト、卵、塩・粗びき胡椒、オリーブオイル

つるむらさき(ご飯用?)

by R・Daneel
夏はつるむらさきを沢山食べます。 ご飯を食べる元気がなくても、これをかけるとつるっと ...
材料: つるむらさき、茗荷、大葉、つゆの素、白だし

パンケーキテッド

by ミカ★ヅキ
一人きりの休日。大好きな映画を見ながらこんなパンケーキはいかかでしょうか?
材料: パンケーキ 大○、パンケーキ 小○、パンケーキ 中○、パンケーキ 楕円、チョコレート ...

文学メシ!スカーレットのそば粉パンケーキ

by ぱんぷきんキッチン
スカーレットがバーベキューパーティに行く前に、メラニーに対抗心を燃やして、肉汁を漬け ...
材料: 卵、牛乳、◎そば粉、◎溶かしバター、◎ベーキングパウダー、サラダ油、はちみつorケー ...

文学メシ!蜂蜜たっぷりリンゴケーキ

by みせす☆まあさ
小川糸著『ミ・ト・ン』より、主人公マリカが夫ヤーニスの作った蜂蜜をたっぷり使ったりん ...
材料: バター、きび砂糖、蜂蜜、卵、小麦粉(薄力粉)、牛乳、りんご

安吾のミソ漬け魚とタラの子トーストサンド

by gingamom
トーストしたパンにバターを塗って、焼いて身をほぐしたミソ漬け魚とタラの子をのせたトー ...
材料: 食パン6枚切り(または8枚切り)、バター、☆ミソ漬け魚、☆タラの子(タラコ・辛子明太 ...

作家の愛したカステラバターサンド

by gingamom
作家Mは「厚く切ったカステラにバターを挟んで食べたりしていた」そうです。カステラバタ ...
材料: 厚く切ったカステラ(またはカットタイプのカステラ)、バター(無塩・有塩どちらでも)

寺のじさまの大根味噌汁~扇に千本、賽ノ目

by gingamom
雪深い冬の間の味噌汁は、扇に千本、賽ノ目に切った大根味噌汁。森敦の小説「月山」に出て ...
材料: 大根(細目)、お好みのだし汁、お好みの味噌

文学メシ!ポロ葱だけど根深汁

by ラマンマディラーラ
池波正太郎氏の小説「剣客商売」などに登場するネギの味噌汁、根深汁。ポロ葱と自家製味噌 ...
材料: ポロ葱(リーキ、リーク、洋ネギ)白い部分、水、昆布、お好みの味噌、削り節

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