南イングランドの小さな町に、イタリア人夫と娘と猫と暮らしています。海外在住の為、 ...

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文学メシ便り 其の参 追記x3

2019年10月4日 (金)
皆様、ご機嫌如何でしょうか。

真夏の様な暑さが続いているという日本。
文学の秋、爽やかな秋は何時になったらやって来るのかと皆様心待ちにしている事と存じます。
私たちの愛する四季が、なにやら近年は二季化しているように感じてしまいます。

曖昧な季節。
だからこそ、贅沢な季節。

多少の悪天候はあっても、まどろむ春や、爽やかさの中にも日中の太陽の暖かさを感じ、朝晩の気温の低下に忍び寄る冬を感じる豊穣 ...
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文学メシ便り 其の弐 

2019年7月16日 (火)
文学飯同好会の皆様、いかがお過ごしでしょうか。



前回のお便り以来、早5ヶ月という月日が流れました。
元号も平成より令和にかわり、ようやく、私ラマンマも文学メシ第二弾のレシピをアップすることができました。

やっぱり、文学メシ活動は楽しい。
時間と心にゆとりがある時にしかできない遊びではありますが、年に1度でも2度でもできると、食いしん坊の本の虫に、こんな楽しい遊びはあるでしょうかと、改めて感 ...
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ミ・ト・ン 文学飯同好会活動

2019年5月20日 (月)
4月の日本への里帰りの折、持ち帰った本「ミ・ト・ン」。

まあささんや銀ママさんの文学メシレシピを眺めながら、ずっと読みたいと思っていました。
ちょっと仕事に目処がついてきたので、思い切って読み始めたらあっという間に読んでしまいました。

読み終わった後、スーッと涙が流れました。
人の幸福とは何だろう。
胸が苦しくなるほどの幸せと悲しみ、全てひっくるめて人生。
そして主人公マリカの人生の何と色彩豊 ...
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鬼怒鳴門(きーん どなるど)

2019年2月19日 (火)
私には、お会いしたこともないのに、いつまでもお元気でいてほしいと願う方々がいるのですが、現在96歳の日本文学者ドナルド・キーン氏もその方々のお一人です。
三島由紀夫を始め、太宰治や川端康成など数多くの純文学の英訳を手掛けてきた方で、東北の大震災の後、多くの外国の方々が日本から去る中、周囲の反対を押し切って日本に帰化されている方なのです。

そんなドナルド・キーン氏の人生を題材にしたドキュメンタリー ...
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文学メシ便り 其の壱

2019年2月19日 (火)
富士山といえば、皆様それぞれ脳裏に思い浮かべるものが、お有りかと。

私が、まず思い浮かべますのは、葛飾北斎、北斎と言えば、もちろん『富嶽三十六景』、画狂老人の描いた『赤富士』や『神奈川沖浪裏』の大きな波の向こうに見える富士。

また、文学作品では太宰治の『富嶽百景』が、パッと脳裏に浮かびます。

太宰治が恩人井伏鱒二を訪ねる天下茶屋の描写。豪放磊落な井伏翁が富士山を見ながら放屁する場面でクスリと ...
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cp文学飯同好会発足

2019年1月26日 (土)
この度、私ラマンマディラーラが発起人となりまして、cp文学飯同好会を発足する運びとなりました。

きっかけは、gingamomさんの
【寺のじさまの大根味噌汁~扇に千本、賽ノ目】という、森敦の小説「月山」に出てくる、寺のじさまの味噌汁をレシピ化した、日本の食文化の基となるような、美しいレシピが登場したことによります。

どなたにでも、きっと、本を読んでいて、「これを食べてみたい!」「こんな料理を作 ...
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