色が変わる!「魔法の焼きそば」を作ろう!

夏休みのお昼ごはんにもよく登場する、焼きそば。いつものキャベツのかわりに紫キャベツを使うと、焼きそばの麺の色が変化するよ。どんなふうに色が変わるのか、色が変わる理由はなにか、調べてみよう!

紫キャベツで、色が変わる不思議な焼きそばが作れる!

普通のキャベツは緑色をしているけど、紫キャベツはその名のとおり紫色をしています。実は、紫キャベツに含まれるこの紫色の色素(しきそ)には、色が変わる性質があるんです。この性質を利用して、色が変わる焼きそばを作ってみましょう。

紫キャベツで作る「魔法の焼きそば」

所用時間:15分 予算300円
※包丁と火を使用します。

道具

包丁、まな板、フライパン、はし

材料選びについて

・紫キャベツは大型スーパーなどで手に入ります。
・紫キャベツ100gは、約1/8個に相当します。
・中華麺は、焼きそば用の「蒸し麺」を使用しましょう。

調理について

・包丁と火を使うので十分注意しましょう。
・レモン汁はかけすぎると、酸っぱくなるので様子をみながらかけましょう。

麺は緑色☆紫キャベツの不思議な焼きそば♪ by スタイリッシュママ
紫キャベツで、焼きそばを作ると麺が緑色になります! 楽しい不思議焼きそば♪

色の変化に注目!

中華麺を入れたときと、レモン汁をかけたときに色が変化します。色の変化を見逃さないようにしっかり観察しましょう。写真を撮影するときは、色が変化する「まえ」と「あと」の両方の写真を撮影すると、わかりやすいレポートになりますよ。

どうして色が変化するの?

紫キャベツに含まれる紫色の色素は「アントシアニン」という名前です。このアントシアニンには、アルカリ性だと「青」酸性だと「赤」に色が変わる性質があります。

中華麺には、麺のこしを出すために「かんすい(※)」という成分が含まれています。実は、かんすいは、アルカリ性。水に溶け出した紫キャベツの「アントシアニン」が、アルカリ性のかんすいに触れることで色が変化します。もともとの麺の色(黄色)と合わさることで、真っ青というよりは、青緑色になります。

最後にかけた「レモン汁」は酸性なので、麺の色は再び変化。もともとの麺の色(黄色)と合わさって、赤に近いピンク色に変化します。


調理を始める前に、親子で必ずチェックしましょう!

1)身だしなみを整えよう!
□エプロンをして、手を洗ったかな?
□上着のそではまくっているかな?
□髪が長い場合は結んでいるかな?バンダナを巻くのもおすすめ
□調理台やテーブルの高さはちょうどいいかな?(合わないときは踏み台を)

2)料理の前に必ず準備を
□使う道具を全部だそう
□材料は用意できたかな?分量も先にはかっておこう!

3)火、包丁、電子レンジをつかうときは、大人もいっしょに
料理はおもわぬケガ、事故につながることがあります。大人といっしょにくれぐれも注意して行いましょう

4)片づけまでしっかりと!
□使った道具や食器は片づけよう
□キッチンのまわりやテーブルの上もきれいにふいて、きちんと片づけたかな?
□ごみも分別してきちんと捨てたかな?

クックパッド編集部