「美食系フライパン」でワンランク上のパーティーレシピ

12月はお料理の腕をふるうイベントが満載！ひと味違う絶品のお料理でおもてなししたいですよね♪そこで今回は「美食系フライパン」を使った、ふっくらジューシー、ワンランク上の仕上がりのパーティーレシピをご紹介！

焦げつかないのに、しっかり焼ける

「美食系フライパン」とは？

熱伝導がよく、遠赤外線効果があるから、素材のうまみを逃さず、
こんがりおいしく焼けます！焦げつきにくいのもうれしいですね。

料理研究家・管理栄養士
曽根小有里先生

栄養士として勤務後、タイへ料理留学、帰国後料理教室講師を
務める。アジア料理の他、マクロビなどのレシピ開発も得意。

コツ･ポイント

めかじきはフライパンに置いたら、触ったりひっくり返したりせずに、そのまま一面ずつじっくりと焼きましょう。こんがりと焼き目がつきやすくなり、うまみも逃しません。粉をまぶしたら、すぐに焼くのもこんがりと焼くポイントです！

フライパンで焼いて、ソースをかけるだけで手軽におしゃれな一品が完成♪ソースの上品な味わいが、かじきを引き立てます。

材料（2人分）

めかじき：2切れ、パプリカ（赤、黄）：各1/4個、塩、こしょう、小麦粉：各少々、オリーブ油：小さじ2、ピンクペッパー、クレソン：各適宜
【A】生クリーム：大さじ2、粒マスタード：大さじ1と1/2、はちみつ：大さじ1、レモン汁：小さじ2、粗びき黒こしょう：少々

つくりかた

①	めかじきは塩、こしょうをふり、小麦粉をまぶす。パプリカは1cm幅の細切りにする。
②	セラフォートにオリーブ油を入れ、中火で1分熱し、＜①＞を入れて焼き色がついたら裏返し、弱火にして火を通して器に盛る。
③	セラフォートに残った余分な油をペーパータオルでふき取り、【A】を入れてさっとひと煮立ちさせる。
④	＜③＞のソースを＜②＞のめかじきにかけ、あればピンクペッパーを散らし、クレソンを添える。

ドリップを出さずに焼けるから、
かじきがぷっくり、おいしい！

コツ･ポイント

パイ生地は空焼きしているうちに、側面が曲がって落ちてきてしまうので、たたんだアルミホイルを沿わせて、立ち上がりをしっかりとキープしましょう。
セラフォートはくっつきにくいので、クッキングシートを敷かずにそのまま焼いてOKです♪

フライパンひとつで作れるサクサクキッシュ！型もオーブンもクッキングペーパーも使わずに本格キッシュが焼ける感動レシピです♪

材料（1台分）

冷凍パイシート：1枚（20cm×20cm）、ほうれん草：1束、ベーコン(ブロック）：100g、玉ねぎ：1/2個、バター：10g
【Ａ】卵：3個、ピザ用チーズ：120g、生クリーム：200ml、塩：小さじ1/2、ナツメグ：小さじ1/2

つくりかた

①	ほうれん草は熱湯でゆでて5cm長さに切る。ベーコンは短冊切りにする。玉ねぎは薄切りにする。
②	セラフォートを中火にかけてバターを熱し、ベーコン、玉ねぎを炒める。
③	冷凍パイシートは冷蔵庫で半解凍にし、打ち粉(分量外)をした台にのせ、麺棒で25cmぐらいの正方形に伸ばす。
④	＜③＞の生地をセラフォートに広げ、側面が3cmほどできるように伸ばしながら貼り付け、底にフォークでまんべんなく穴をあける。
⑤	＜④＞の側面に、3cm幅に細長く折りたたんだアルミホイルを沿わせるようにし、ふたをせず弱火で10分焼く。
⑥	ボウルに【A】を混ぜ合わせ、ほうれん草、＜②＞を加えて混ぜる。＜⑤＞に注いでふたをし、弱火にかけて20分ほど焼く。

熱伝導がいいので、
オーブンで焼いたような、
サクサクの焼き上がり。

人気のちぎりパンがフライパンでカンタン♪フライパンを使えば、型いらずなのもうれしい。具を変えれば、いろいろなパンが楽しめます。

材料（4人分）

強力粉：200g、ウインナーソーセージ：4本、黒オリーブ（刻む）：10個分、ぬるま湯：100ml、マヨネーズ：大さじ2、粗びき黒こしょう：小さじ1/3
【A】砂糖：10g、塩：5g、バター：35g、ドライイースト：4g

コツ･ポイント

生地を8等分に分けるときは、印をつけて均等に分けるときれいに焼き上がります。セラフォートは熱回りがいいので、ムラなく熱が伝わって二次発酵も良好。くっつきにくいので、クッキングシートを敷かずに焼いてOKです♪

つくりかた

①	大きめのボウルに強力粉と【A】を入れてぬるま湯を加え、木べらで全体を混ぜ合わせる。
②	＜①＞がひとまとまりになったら、打ち粉（分量外）をした台に移し、なめらかになるまでこねる。
③	＜②＞を丸めて閉じ目を軽くつまんで閉じる。
④	＜③＞の閉じ目を下にしてボウルに入れ、ラップをかけて約35℃の環境で30分ほど一次発酵させる。
⑤	＜④＞の生地にパンチをしてガス抜きをして打ち粉をした台に戻し、麺棒で25×30cmの四角形に伸ばす。

⑥	＜⑤＞にマヨネーズを塗り、刻んだ黒オリーブをのせ、全体に粗びき黒こしょうをふり、ウインナーソーセージを手前に並べて巻く。
⑦	＜⑥＞を8等分に切り、セラフォートに並べて、湿らせたペーパータオルをのせる。
⑧	＜⑦＞のセラフォートを、水を入れた鍋にのせて火にかける。
⑨	セラフォートの温度が35℃（人肌程度）になったら、火を止め、30分ほど二次発酵させる。湯の温度が下がったら、適宜加熱して、約35℃の環境を保つ。＜⑨＞のセラフォートを下ろしてペーパータオルをはずす。
⑩	ふたをして弱火にかけ、20分焼いたら、ふたをとって裏返し、弱火で10分焼く。

熱回りがよく、まんべんなく火が
通るから、パンの中までふわふわ。

コツ･ポイント

魚介は蒸し焼きにしたら、いったん取り出して戻すようにすると身が固くならずに、うまみもほどよく残ります。最後に加熱して水分を飛ばすと、お米の粒がしっかりとしたパエリアらしい食感に仕上がります。

フライパンでラクラク＆豪華なパーティーメニュー。肉と魚介のうまみをたっぷり吸ったお米が極ウマ♪彩りもよく、ごちそう感満点です。

材料（4人分）

あさり：100g、有頭えび：4尾、鶏もも肉：1枚、玉ねぎ：1/2個、パプリカ（赤）：1/2個、にんにく：1片、米：1と1/2合（240g）、サフラン：小さじ1/3、白ワイン：大さじ1、オリーブ油：大さじ2、塩、こしょう：各少々、イタリアンパセリ：適量
【A】顆粒コンソメスープの素：大さじ1/2、塩：小さじ1/2、熱湯：370ml

つくりかた

①	サフランは合わせた【A】に加えて20分ほどおく。
②	あさりは殻をこすり合わせて洗う。有頭えびは背ワタを除き、長ければひげをキッチンばさみで切りそろえる。
③	鶏もも肉は2cm角に切って塩、こしょうをふる。玉ねぎ、にんにくはみじん切りにし、パプリカは1cm幅の細切りにする。
④	セラフォートに半量のオリーブ油を入れて中弱火で熱し、＜②＞と白ワインを入れてえびが色づいたら裏返し、ふたをして蒸し焼きにする。
⑤	＜④＞のあさりの口が開いたら一度魚介を取り出す。
⑥	＜④＞のセラフォートに残りのオリーブ油を熱し、パプリカ以外の＜③＞を加えて炒め、米を加えて透明になるまで炒める。
⑦	＜⑥＞に＜①＞を加えて平らにならし、パプリカを放射状に並べ、ふたをして弱火で15～17分加熱して火を止める。
⑧	＜⑤＞を戻し入れてふたをし、10分蒸らしてふたをとって中火で2～3分加熱する。イタリアンパセリのざく切りを散らす。