ドイツのジャガイモ団子*Kloesse:クルーゼ

ドイツのジャガイモ団子*Kloesse:クルーゼの画像

Description

初めて食べた時に、何これ?と驚いた私ですが、今は大好きです。初めて食べたお客さんが、みんな興味津々なので、アップします。地方によって作り方も随分違うというKloesseですが、このレシピはThueringen:テゥーリンゲン地方のものです。

材料 (4~5人分)

2.5Kg
マッシュポテト
300g
バター
大スプーン1強
250g
小スプーン山盛り

作り方

  1. 1

    写真

    サンドイッチ用のパンは1cm角くらいにカットし、バターを溶かしたフライパンで色よくクルトンを作る。

  2. 2

    写真

    ジャガイモは皮を向き、芽は取り除いて、生のまますりおろします。量が多いので、スピードカッターなどについているすりおろしの刃を使ってやります。キメ細かくすりおろした方が出来上がりの感じがいいそうです。

  3. 3

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    洗濯用の目の細かいメッシュのアミを鍋やボールにセットし、2を半分の量ずつ2回に分けて入れ、その都度しっかり水気をしぼります。かなり力が要ります。ここで水分が残りすぎていると、変色の素にもなりますのでがんばって!

  4. 4

    水分を絞ったジャガイモを、マッシュポテトを入れていたボールに入れます。塩・ヨーグルトを加え、なめらかになるように手でしっかりまぜて、5等分して中にクルトンを入れ、丸いお団子のように形を整えます。

  5. 5

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    たっぷりのお湯の入った(分量外の塩を少々入れておく)大きな鍋に、少し平たいお玉のようなもので、そーっと4のジャガイモ団子を入れて中火で煮ます。再び沸騰すると団子が浮いてきます。すぐに弱火にして、さらに25分くらい煮ます。

  6. 6

    心配な方は、1個だけ取り出して、半分に切り、中まで火が通ってるか確認して下さいね。目安は中央もふんわり仕上がってる事、煮る時間が長すぎると、中央のクルトンがビチャビチャとしてしまいます。OKだったら、召し上がれ。

  7. 7

    写真

    今日はギュロスというギリシャ料理(トルコ料理だという人もいます)、ロートクラウトと一緒にいただきました。この他、グーラッシュや普通のビーフシチューも合いますよ。とにかくソースがたっぷりできるお肉料理だったら何でもOKなんです。

  8. 8

    メモ1*団子のサイズですが・・・今日のレシピは団子の直径が8~9cmです。普通の人はこれ1個で十分だと思います。レストランで食べると少し小ぶりのものが2つ出てくる事が多いです。

  9. 9

    メモ2*今日はヨーグルトを使いましたが、普段はブッターミルヒ(Buttermilch)かクワーク(Quark)を使います。酸味のある乳製品なら大丈夫のようです。+牛乳も可能ですが、酸味がじゃがいもの変色を防ぐので、牛乳だけはダメみたい・・・

  10. 10

    メモ3*マッシュポテトは基本的に前日のSalzkartoffeln(=粉吹きイモ)の残りをなめらかにつぶして使います。牛乳も生クリームも必要ありません。

コツ・ポイント

今日は初めてジャガイモを量ってみましたが、あまりの多さに改めて驚きました。(笑)ジャガイモによって水分の含みが全然違うので、分量どおりにやっても微妙な違いが出てしまうと思います。今日のジャガイモは絞った後630gになっていました。が!理想はマッシュポテトと生のしぼったジャガイモの比率が1:2だそうです。。。
新ジャガは特にすごい水分出ますので、さらに膨大なジャガイモが必要です。

このレシピの生い立ち

週末はよく義母の手料理をいただきます。ドイツ人は料理をしない!という人もたくさんいますが、週末の食事は時間をかけて準備してる人も多いのではないでしょうか?そんな時によく食べるボリュームたっぷりの肉料理&美味しいソースにぴったりのKloesse。日本のお米の感覚でジャガイモを食べるドイツ人なので、いろんな食べ方がありますが、これは日本では食べる機会のないものだと思います。義母のレシピを教わってご紹介
レシピID : 169380 公開日 : 04/11/13 更新日 : 05/06/08

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