むかしの高菜漬け
作り方
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◆1年前の高菜漬けが少し残っているときは、段ボールとトレーで即席樽を作りビニールに2重にしてくるみ、他の部屋に移します。
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【下準備】シンクをきれいに洗い水切りかごを空けておく。
まず株元を2cmぱすっと切り落とす。洗いやすいし、嵩も減ります。
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3
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外側の大きい葉の茎をこすり洗い。芯は2~4等分に切り、根元を流水でよく洗う。汚れを手でこすりながら大まかに洗い流します。
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4
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ため水と流水でさらによく振り洗い。砂がついてるので2回繰り返す。じゃりっとしないよう念入りに。
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5
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ざるに上げる。元気のなかった高菜も洗うと、色鮮やかになります。
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6
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【下漬け(一度漬)】
樽を洗って拭き、塩を計量する。
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樽の底にまず、塩ひとつかみ。互い違いに詰めてのせ、芯に多めの塩をまきながら、全体にもふる。これを繰り返す。
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一番上は多めに振ります。水があふれるくらい出るので、家の外、北側に置きます。
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上から埃と虫よけに未使用のごみ袋をかけて、下をひもでくくりました(一番下が高菜。重石代わりに他の下漬け中の樽2つのっけ)
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3~4日で水があがるがまだ葉がこわいまま。1週間その状態で保存すると赤ちゃん葉は、揉まなくても勝手にしんなりしてきます。
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3日後、様子を見て上下を入れ替える。落し蓋の上にビニールをかぶせて踏んだり。変色防止にもなります。
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1週間たって、まだこわい場合(立派な大きな葉)は漬けなおす(二度漬け)。新しい樽に塩と軽く絞った高菜をサンドして、重石。
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【本漬け】高菜を樽漬け汁の中で体重をかけてもむ。
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塩漬けの完成。生々しさがなく、顔をみれば漬かったのがわかります。これがフレッシュの青高菜になります。
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【青高菜】綺麗なのを数個取り分けて刻んで絞り、炊きたてごはんに。これは長くは色が保ちません。時期のものです。
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塩が多く固くならないので、どうしても保存したい場合は冷凍するのが一番。長持ちはしないのでお早めに。
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※一度漬けは、辛くないと水の上がりと保存性が悪く1年もてない。なれると高菜の塩が糠に溶けてうまみが強くなる。
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漬け汁はこんなに灰汁が出ています。
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新しい樽に漬物袋を敷いて、糠を敷き、塩ひとつかみ。
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絞った高菜を並べ(絞れる範囲で、ぎゅんぎゅんに絞らなくていい)赤唐、炒り大豆ひと掴み、隠れるくらいの糠、塩ひと掴みふる。
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繰り返して、一番上はしっかり見えなくなるくらいの糠を上も横も足す。糠がカビから守ってくれます。10kgを2袋に分ける。
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夏が終わって、漬かったら開けてみます。
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漬かったら、使う分だけあげる、を繰り返す。一番上の糠床は汚れてるけど、めくるときれいな糠床が現れます。
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あれば、たくあん漬の一番上の葉っぱのふたを使いまわして、これにカビをよせる。床の表面はかびるのはしょうがないです。
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【塩味の調整】
まず先に縦たてに切り目を入れて横よこに刻んでから、さらしでぎゅうと絞って味見します。
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刻んで絞ることによって塩がある程度は抜けます。
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味見して辛ければ、軽くゆすぐくらいでも充分。絞ってまた味見する。抜きすぎるとおいしくなくなりますよ。
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コツ・ポイント
このレシピの生い立ち
備忘録なので、わかりにくいところがあるかもしれません。。