生チョコを作り、美味しく円周率を測定

生チョコを作り、美味しく円周率を測定

Description

料理と数学の奇跡のコラボレーション。あなたも私も、美味しく円周率を測定できます。

材料

300g(約6枚)
ココアパウダー
適量
ラム酒(必須ではない)
小さじ1~2
正方形の型と円形の型
各1個
はかり(測定用)
1台
定規(測定用)
1本
筆記用具(測定値記録用)
一式

作り方

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2種類の型を用意します。※高さが同じものを用意してください。
私の場合、高さを揃えるため正方形はアルミ板で自作しました。

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型や包丁など、道具はよく水分を拭き取っておきます。水分がチョコにかかると、混ぜる時に成分が分離してしまうことがあります。

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板チョコ300gを細かく刻みます。後のチョコの溶け残りを防ぐために、めんどうでも充分に細かくしておきましょう。

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生クリーム150gを弱火で、沸騰直前まで熱します。

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アツアツの生クリームを、チョコにまんべんなくかけます。その後20秒ほど待つと、溶け残りが出にくくなります。

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ゴムべらで全体を混ぜてチョコを溶かします。白と茶色のマーブル模様が消えるまで混ぜてください。

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好みに応じて、ラム酒を入れて混ぜます。

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クッキングシートを敷いて、チョコを型に流し込みます。※正しく円周率を計算するために、チョコ上部は平らにならします。

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ちなみに、型の内側にクッキングシートをつけてチョコを流すと、後で型から外しやすくなります。

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粗熱が取れたら(人肌程度に冷めたら)、ラップをかけて冷蔵庫で2~3時間冷やします。

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冷え固まったら、型から外します。ぐねっとしていて難しいです。
型の外側にはみ出ているチョコは、胃袋に収めておきましょう。

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ココアパウダーをふりかけます。見た目も美味しそうになります。茶こしを使えばなお良し。

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これで生チョコは完成です。円周率がどうでも良くなった人は、このレシピとはここでお別れです。

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少し休憩、ティータイム。
余った生クリームを適当に消費しておきましょう。
ID:3143691

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以下、円周率測定の方法を紹介します。

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★円周率測定手順★
(1)普通に円チョコの面積を計算
(2)円チョコの重さから面積を計算
(1)と(2)で円周率が求まる

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(1)まず円形の型の半径を測ります。私の場合、4cmでした。この定規はよく見ると、目盛りが一本足りないですね(^_^;)

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(1)円の面積を半径×半径×パイで計算します。半径4cmなので、面積は16×パイ平方cmです。

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(2)重さをもとに面積を計算します。まず円チョコの重さを計ります。私の場合、103gでした。

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(2)重さから面積を求めるため、チョコ1g当りの面積を調べます。正方形チョコの出番です。

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(2)正方形チョコの面積を計算します。そのために、正方形の型の一辺の長さを測ります。私の場合、10cmでした。

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(2)正方形チョコの面積を計算します。一辺の長さ×一辺の長さで計算します。私の場合、10×10で100平方cmです。

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(2)次に、正方形チョコの重さを計ります。私の場合、ちょうど200gでした。かなりの重さですね。

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(2)正方形チョコの面積÷正方形チョコの重さが、チョコ1g当りの面積です。私の場合、100÷200で0.5でした。

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(2)「円チョコの重さ」×「チョコ1g当りの面積」で円の面積を計算します。私の場合、103×0.5で51.5平方cmです

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カギは全て揃いました。いよいよ円周率を計算します。(1)と(2)は同じ円の面積なので、これらの値はイコールで繋がります。

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私の場合、16×パイ≒51.5です。(重さの測定等で多少誤差が出るので、=ではなくて≒で繋がります)

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この式から、パイ≒51.5÷16です。これを計算すると、パイ≒3.21875です。

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★私の測定結果★
円周率は約3.21875 である。実際の円周率3.14…と近すぎず遠すぎず、程よい距離感になりました。

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生チョコ作りの参考:
http://chocolatemania.info/archives/160

コツ・ポイント

チョコ:
・溶け残りを防ぐため、チョコは細かく刻む
・チョコに水分がかかると、成分が分離することがあるので注意
・服が汚れやすいのでエプロン推奨

円周率:
・型は同じ高さのものを用意する
・型にチョコを流すときは、チョコ上部を平らにする

このレシピの生い立ち

数学の勉強をするためには、糖分が必要です。そこで数学と糖分補給を、同時に行うと何が起こるのか、私は知りたかったのです。料理は手間をかけた分だけ旨くなる。数学は手間をかけた分だけ上手くなる。料理と数学の奇跡のコラボレーションをお楽しみ下さい。
レシピID : 3130537 公開日 : 15/04/20 更新日 : 15/05/04

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